18/02/24、25
【よしもと漫才ライブ・吉本極新喜劇】

 

 

『ダンスは愛を救う』

[概要]

30分。

 

定番演目のため、詳細な内容は割愛いたします。

17/03/18~19の公演の方で物語について触れていますので、
よろしければ、ご覧ください。
(そちらの公演では、吉田裕さんと前田真希さんが
兄妹役で出演されていますね。)
(敬称略・順不同)
うどん屋の大将…信濃岳夫
うどん屋のアルバイト…松浦真也
 
大将の彼女…井上安世
安世の兄…太田芳伸

芳伸のダンス仲間…マルセイユ・別府
 
警察官…諸見里大介

客、借金取り…コウテイ・下田真生
客、借金取り…コウテイ・九条ジョー
 
 
[会場]
よしもと漫才劇場
 
[日程]
18/02/24、25
12:30~
15:30~


[雑感]

物語のベースの信濃さん・松浦真也さん・諸見里さんはそのままに、
この日は、
井上安世さんが彼女役、
太田芳伸さんが彼女のお兄さん役、
マルセイユ・別府さんがお兄さんのダンス仲間役、
コウテイのお二人が借金取り役でした。

 
 

コウテイの下田真生さんは堂々とした演技っぷりで、
吉田裕さんの若かりし頃(まだまだ若いですが、笑)のようですね。

「この人は新喜劇に来たら面白いかな?」と考えながら観るのも、
極新喜劇の楽しみのひとつでしょうか。
(もちろん、漫才師として応援したいと思っています照れ)



コウテイの九条ジョーさんは、
人差し指と中指で銃の形を作り、
上に向けるようなポーズで「ズィーヤ!」と叫び、
落ち着きのない動きで舞台を混沌とさせていました(苦笑)。

九「お前、舐めとったら…ズィーヤ!」
九「尻の穴にズィーヤ突っ込んで、ズィーヤ言わせるぞ!」
…という感じですね(苦笑)。
 
諸見里さん扮する警察官に連行される場面でも、「ズィーヤ!」を連発し、
苛立ちが募った諸見里さんが、
押収した(オモチャの)ナイフで九条さんをメッタ刺しにしていました、苦笑。

コウテイの漫才では、ボケ担当なのでしょうか?
お二人の漫才も一度観てみたいですね。
 
 

マルセイユ・別府さんは何をさせてもスベリ知らずな方ですね。

・「すぐ、そうやって言うやろ~?」
・上記の変化形
(この日は、蕎麦を食べる真似をさせて「蕎麦、そうやって食うやろ~?」)
・ちょっと変なおじさん
等、定番ネタ以外に、
旬の「そだねー」も連発されていました。

 
 

演者さんが変われば、
同じ物語でもまた新鮮味が出るのが新喜劇の良さですね。

 
 


昨年時点でも若手漫才人気の予兆はありましたが、
今は、若い観客で溢れ、立ち見客が漫才劇場の客席をコの字で取り囲む、
凄い人気になっていますね。

NGKでの若手漫才師のイベントも、軒並み即完するようになっていて、
漫才劇場を主戦場とする若手漫才師組が
関西の劇場を牽引しているように感じます。

 

漫才劇場での漫才自体は、昨年辺りから急に面白くなったというより、

ここ数年、変わらず面白いように思います。

 

関西の劇場における若手漫才人気は、

①人気が広がり易い、TVでの出演機会にそもそも恵まれている状況
②『イケメン』が多いこと
③(会おうと思えば)劇場周りで簡単に会える、比較的身近な存在であること
等も要因なのかもしれません。

 

ただ、システムとして見た場合
①『M-1』から『UP TO YOU!』まで大小様々なレースがあり、
(実のところ、会社の思惑があったとしても)一応、審査過程がファンの目に見える
②そのため、漫才師もファンも、結果にある程度納得できる
③レースの勝者ほど、劇場やメディアでの露出が多くなる
④レースに向けて、漫才師同士が切磋琢磨する(→①に戻る)
という分かり易さも、
漫才師・ファン双方にとって良いことなのかもしれませんね。

 
 
18/02/24、25
【よしもと漫才ライブ・極新喜劇】 完