最初、美海ちゃんのことを、ガラスのハートを持っているような女性だと、一瞬でも思った自分が笑えます。

 

真逆でした。

 

怖ーい!

 

原さんと柊子の関係は、母ちゃん(私)的にはありえませんが、それ以上に、終わり方が何のひねりもなく、ちょっと消化不良。

 

2007年に単行本が出版されていますが、今後、「がらくたⅡ」が出るに違いない。(笑)

 

というか、出て欲しい。

 

江國香織が、この話をどのように終わらせるのか、気になります。(既に、終わってるて。)

 

ところで、この本の主人公は、桐子さんですよね?凝視

 

 

2010/2/26

 

私は彼のすべてを望んだ、その存在も、不在による空虚さも――。45歳の翻訳家・柊子と15歳の美しい少女・美海。そして、大胆で不穏な夫。彼は天性の魅力で女性を誘惑する。妻以外のガールフレンドたちや、無防備で大人びた美海の心を。柊子はそのすべてを受け容れる、彼を所有するために。知性と官能が絡み合い、恋愛の隙間からこぼれ出す愉悦ともどかしさを描く傑作長編小説。