郷土玩具「八事の蝶々」八事は江戸時代から行楽地として賑わい、明治の末期には興正寺の参拝や行楽客を見込んで、電車も開通しました。昭和の初期まで八事の「山行き」は行楽の代名詞で、遊園地、競馬場などの施設もでき、春には山つつじ、桜が咲いて、大人気でした。農閑期の村の人達が、お土産として売り出したのが「八事の蝶々」で、細竹と彩色された半紙で作った手製のものです。現在では、保存会の方が受け継ぎ、催事などで配布してます。4月29日の「八事の森の春まつり」でも配られる予定です。