私は走っている。

夏の日比谷野音を後にし、有楽町駅へ…

「ギター掻き鳴らして恥かけや」

弾き語りをしている私が胸に刻んでいる言葉。

向井秀徳さんがfenderとのコラボ動画で発した言葉です。

「令和の琵琶法師」ともコメントされる程？癖強な弾き語りをするオジサンですが、私も遂に生で観てきました。

夏の東京は暑い。17時でも暑い。

蚊に刺されない様に長ズボンで行ったが蒸れに蒸れてしまった…

頭から向井さん率いるZAZEN BOYSのバンド演奏。独特なキメも揃って気持ちいい。

次いで、かもめ児童合唱団と数曲のコラボ。

「君は確かめてる。大人はみんな嘘ばかり…」

少年少女が永遠少女を歌っている。

何か若さから突き上げてくるものを歌声から感じました。

次いで、松重豊さんの朗読と弾き語りで数曲コラボ。

「君は間違ってる。人間なんてそんなもんだ

。探せ！探せ！探せ！…」

こちらでも永遠少女を演奏し、今度は歌詞がグッサリと重く刺さる様な感じがしました。

また夏の虫の声と語りが相まってよろしい。

永遠少女は戦時中の生々しい背景が連想される歌詞。歌い手語り手次第で刺さり方が全く違います。

それが非常に面白かった。

1公演で2回も聴けたからこそ分かったことです。

歌い手がカバーだろうが何者だろうが伝わり方が全く違う可能性があるということです。

アマ中のアマである私でも勇気を貰いました。

また今回みたいに合唱や語りだと表現も幅広で豊かです。

一通り公演を終えて…

腑抜けた私に生の風を吹き込んでくれました。

人前で歌う意味なんて最近考えてましたがチッポケな悩みでした。改めて弾き語りの活動を続けたいと思えました。

また、表現の自由を改めて感じました。

合唱に語り、そして言葉でも。

ポテサラが食いたいだの、うどんの作り方だの歌詞が本当にぶっ飛んでいます。笑

最後に脳内をぶち壊されました。

見渡すと周りの観衆も狂っているのです。

向井秀徳氏の力なのか、2回も永久少女を聴いたからなのか…

とにかくノックアウトでした。笑

早く帰って弾き語りしないなあと思いながら、無心で辿り着いた宿のニューウイングでビールを飲みながら記事を書き上げました。

※

児童合唱団の歌唱に何か癒されました。

ふいに小中学生時に当時ハマっていた天才テレビくんを思い出しました。笑

電気グループのカバーも良かった。

私も近々カバーしてみようと思います！

おまけのナポリタン。笑(ニューウイングにて)

料理始めてからパスタに1番ハマってます！

向井秀徳氏をお初にお目にかける