店頭に置かれている商品は
当然完成品です。
キズ1つ着いておらず、ピカピカ。
使うのが勿体なくなります。
モノにとってはそこがピークでしょう。
あとは廃れていく一方ですから。
私のアコースティックギター。
ピックガードは購入して
早々に外したのですが
その部分も今ではかなりキズついています。
フレットも削れ、指板も限界がきているようです。
そりゃ約6年弾きまくってますからね。
私の多機能ペン。
「金属製で重いから捨てる」事も
一時考えましたが
結局他に無理して買うのも阿保臭いし
運命的出会いがない限り
ひとまず使い続ける事に。
気付けば上のキャップ部分を
無くしてしまいました…
見た目はイけてないですが
別に無くても使えるし…
何なら先端についている
消しゴム使いやすいし。
ちなみに昔は小さい消しゴムは使わず
綺麗に取って置きたい派でした。
モノが使っているうちに
経年劣化し廃れていく。
それを見てゲンナリして
他の新品に更新する…
「そんなの当たり前の流れじゃないか?」
そう思う方は
これを
夫婦関係に置き換えて見て下さい。
・・・
はい。説明は不要ですよね。
完成された製品も
時が経てば劣化します。
どんなに大切に使っていたとしても
逃れられない。
人間だって時と共に老いぼれていくのです。
だからこそ
寿命が尽きるその日まで使い続ける。
それこそが「足るを知る」近道なのです。