新平家物語より抜粋…


「管絃の面白さは聴く者よりは

それに我を忘れて

興じ合奏せている者の方にある」


「弾じながら唱歌、曲の中に溶け入り

無我の境地へ。」


とにかく平家は雅なのです。


楽器に舞、歌唱。そして詩を読む。


源氏が今にも攻めてくるというのに

厳島でも彦島でも亡き清盛を弔い

演奏する。


「これで最期かもしれない…」から

一族で音楽を奏でる…


私も先週4年ぶりにスポットライトを浴びましたが

やはり観客側よりも、我を忘れられる…

意識は宇宙の彼方へ…


平家オーケストラ…雅よのう…