毎回起こる心理変化があります。
それは組合活動の時に起こるのです。
正直よく分からず入会して、幹事ポジションに就いてしまいました。
各種動員や、打ち合わせ、資料作成に協力しないといけません。
基本的に「メンドクサイ」「なんで俺が」「はよ帰りたい」
負の気持ち満タンで始まります。
しかし徐々に…
「何か新しい事知れて楽しくなってきた」
「有益な時間を過ごしている気がする」
といった心理に変化するのです。
その理由を考えてみました。
・ボランティアによって得られる快楽
よく道端や河原でゴミ拾いしている方いますよね。
昔から「そんなメンドクサイ事をやるのなんてモノ好きだな~」と内心思ってました。
自由時間があるなら遊んだほうがいいに決まっています。
しかし今なら何となく動機が分かります。
ゴミを拾って自分の手で綺麗になっていく気持ちよさもあるかもしれませんが、
「誰もやりたくない事だけど誰かがやらなければいけない事を、心理的時間的諸々余裕のある我々がやってさしあげている」という自己陶酔が大きな根本にあると考えます。
嫌らしい言い回しですね~。恐縮です。
労働組合だって無くてはならない存在です。
私達の給料が毎年少しずつでも上がるのは組合が会社と交渉して得られた賜物なのですから。
でも有難みが薄れている昨今では「何をしているのかよく分からない存在」と化して、誰もやりたがらないのが現実。
まあ私も本業に支障出てきたら辞めたいですけどね。
・廻りの人が良い
打ち合わせなんか和気あいあいとしてる事が多いです。
怒る人はほとんどいません。それもそのはず。
皆仕事があり、家庭があり、人生があります。
各々少しずつ「ゆとり」と「やさしさ」を持ち寄って活動が成り立っています。
また、県や地方、全国のくくりだと、他都市の人と話をしたりもします。
職場以外の人とたまにお喋りするのも気分転換には悪くありません。
・お小遣いが貰える
これ正直一番大事です。
ボランティアなのにお金が貰えるのです。まあ少額ですけど。
上記2つの快楽に加えて、お小遣いまで貰えるのですから、悪い気はしません。
以上!
誰もやりたがらない事は他人事として敬遠しがちです。
しかし自分事にできるのは余裕がある証拠。
そして時間を誰かの為に割いてあげている自分。
やらされでなく、自ら新しきを知りにいく姿勢。
ダラダラ過ごしているより何倍も豊かだとは思いませんか?