今週も定休月曜以外、銭湯に通っています。
ある日の事。
「ちょっと聞いてくれる?」と番台のおじいさんに声を掛けられました。
別に時間に余裕があるので話を聞いてみることに。

とある客に

「サウナはやってないのですか?扉開かなかったですよ?」

と帰り際に言われたとの事。

「いつも通りやっているのになあ…」と不思議だと感じたそう。
 

もう少し話を聞いてみると

どうも「扉を必死に押しても開かなかった事象」が濃厚らしい。
 

そこで
「普通廻りの人やら、番台に聞くよね???」
「押してダメなら引いたりするよね???」

という愚痴だったのでした。
「30年もやってて初めてだったからつい愚痴っちゃった…」

これを聞いてて「確かになあ…」と思いました。

その他にも番台さんから
「私の孫が丁度高校生なんだけど、

この前道に迷っちゃったらしくて、帰ってきたのよ。

普通困ったら廻りの人に聞くよね~???」

確かに共通した話です。

「最近の人は生きていけるのか心配になるよ」

お孫さんの話を聞いていて咄嗟に思ったのが

「他人に聞く前にスマホで調べるだろ」と。

ここで気付きました。
これは他人事ではないかもしれない。

昨今、スマホの普及、ネットやゲームによる手軽な娯楽の浸透化

そして「withコロナ」を背景にコミュ量が圧倒的に減っているのです。

(私の場合1人暮らし&友達極僅かなので更に減るのですが…)

よって「他人に声をかけるハードル」が非常に高い。
ナンパしなくてもアプリで知り合える世の中ですし。

そんなこんなで時代の波を感じつつ銭湯に浸かったのでした…