本日採用試験の1次試験という事で

筆記試験の係員業務に携わった。


この業務は事前に希望者を募り

調整の上で選ばれた者が従事できる。


応募した動機は

小遣い稼ぎも勿論あるが

その他に

5年前に試験を受けた時の初心を

何か感じられるのではないかという

軽い期待があった。


2人1組で1教室の監督業務を担当した。


試験説明等のメイン業務は

もう1人の方が担ってくれた。


よって私は基本サポート役である。


その中で1つ大変な思いをした。


本当に些細な事だ。


解答用紙を1名ずつ配る際に

手が震えてしまった。


「人に見られている!」

「早く配らなきゃ!」


不要な自意識過剰と焦り。


たかが1枚1枚用紙を配るだけなのに…


私は昔から人に見られながらの作業が

苦手で嫌いだ。


前の会社時代

現場研修や手伝いでも良く手が震えて

思い通りに作業ができないことが多かった。

いつも職人さん達には

「不器用だなあ」と笑われていた。

誰も見ていなければちゃんとできるのに…


用紙を配っている途中で

「全員私よりも恐らく5〜10歳年下だぞ!」

「受験生より緊張してどうする!笑」


だんだん自分でも情けないを通り越して

可笑しくなってしまった。


それからは自然と震えが収まり

スムーズに作業を行うことができた。


中型教習でも感じているが

人目を如何に意識から

シャットアウトするか

冷静に行動できる鍵となる。


その為には

俯瞰で自分の行動を見て励ましたり

無駄に目に力を入れて

「本気モード」に切り替えたりする。


方法はどうあれ

気を強く奮い立たせれば良い。


それにしても

初心を取り戻すどころか

嫌な汗をかくことになるとは…


緊張している私を見て逆に

リラックスできた受験生の方がいれば

良しとしよう…笑


それにしても苦い経験となった…