2日目の講演も終了した。
帰りの夜行バスまで
結構時間があるので
前の会社で同じ部署だった
同期と飲みに行くことになった。
今回連絡をとるかは
かなり迷った。
なんせコロナ禍である。
しかし会える機会も
なかなか無いので
昨晩連絡したのである。
前日に連絡されては
相手からしたら
迷惑極まりないだろうが
都合をつけてくれた。
私が5年前に会社を辞めてから
1度は飲みに行ったが
コロナ禍になってからは
全く会う機会もなかったので
かなり久々である。
彼は大卒入社で
高卒入社の私より4つ年上である。
3点程気付きを得られたので
挙げてみる。
今回は1つの記事にまとめるので
長文になるが御容赦願いたい。
1つ目は外見の変化だ。
久々に会ったら
本人には言えないが
彼は太っていたし
思ったより老け込んでいた。
同じ30歳でも
私の職場の人の方が
圧倒的に若い。
そもそも役所に入ってすぐ
周りの人に
感じた事の1つであった。
理解はできる。
様々な業者と絡むので
人間関係のストレスが多く
日中は現場を回して
夕方から事務所作業と残業も多い。
土曜祝日も仕事が当たり前。
飲みの席も多いし
煙草付き合いも大切だ。
建設現場だとマスクをつけていても
多少なりとも防塵を吸ってしまう場面もある。
自由な時間も少ないので
休みに運動をするハードルが高い。
※あくまで個人の感想です。
この生活が長年続くのである。
老化速度が年々加速するのは
想像できるだろう。
とはいえ役所の仕事が
楽とは言えない。
役所特有の苦労がある。
老け込む程
忙しい部署があるのも事実だ。
しかし生活リズムや職場の環境等
様々な要因を比較しても
今の役所の方が働き方は整備されている。
悪い生活習慣の蓄積は
必ず老化の加速につながる。
それに彼からは
本音かどうかは分からないが
「全然見た目変わってなくて腹立つ!」と
言ってもらえた。
もし前の会社を続けていたら
私は今どれくらい
老け込んでいたのだろうか…
2つ目は金銭感覚の変化だ。
最初居酒屋に行き、
その後は彼がずっとハマっているという
ガールズバーに誘われたので
行く事にした。
お会計の時に見た金額に
驚いてしまった。
後から考えてみると
キャバクラ程ではないし
4時間も2人でいたし
常時女性に飲み物を
頼ませてあげていたので
妥当な金額であった。
私も前職時代にガールズバー通いを
していた時期があったので
相場は大体覚えている。
それにしても
今見ると高く感じる。
前より私の手取りが
下がっているからかもしれない。
当時はあまり金額を気にせずに
通っていた訳だが
転職して
収入も価値観も変わり
こんなにも自分の金銭感覚が
変わった事に衝撃を受けた。
3つ目は趣味思考、価値観の違いだ。
それにしても
女性と話が合わなすぎた。
4つ上の彼はさすがで
何でも話題についていけていた。
アニメもテレビもドラマも
漫画も映画もゲームも
嗜まない私が話についていけるはずがない。
これは今に限った話ではないが…
フットサルやギター弾き語りの話は
多少聞いてもらえる内容だった。
ミニマリストという単語を
思い切って出してみたが
一同当然「?」だし
「休みはYouTube聴きながら
資格勉強したり散歩してます。」
とも言える雰囲気ではない。
私の趣味思考、関心事が
若者と離れている事を痛感した。
若者としては
少数派の部類に入るであろう。
さてこれをどう捉えるか…
答えはすぐ決まった。
若者ウケとか
気にせず今まで通り
やりたい事を続ける。
それだけである。
彼とは色々話ができて
懐かしい気持ちになり
楽しい時間を過ごせた。
1つ目の気付きでは
会社のマイナス面を挙げてしまったが
内容だけで言うと今の仕事より
楽しかったのも事実だ。
私が辞めた当時の部署のメンバーは
全員今も残っているようだ。
大変だが好きな仕事を継続して
取り組まれている
皆様には本当に尊敬しかない。
何か嬉しい気持ちになった。
2件目での出費は正直痛かったが
彼が多目に払ってくれたし
久々に若い女性と会話できたし
まあ勉強代と割り切るしかないか…