私は昔から人に

強く意思表示するのが苦手だ。

 

26歳になった今でも

家族や友人

職場の人に対して接する際は

相手の気を害さない事を1番に考える。

 

「間違っている内容」は

さすがに強く伝えられるが

「私は共感できない」という

主旨を伝えるのが苦手だ。

正解のない内容だからだ。

 

大人となると社交辞令も増えるし

正解のない内容に対して

不必要に反論すると相手の気を害す。

何より自分が疲れる。

 

ここで1つ前置きとして

「決して自分の軸がない訳ではない」

という事。

たまに「どっちでもいい」という内容も

勿論あるが

自分の考えが

ちゃんとある事の方が多い。

 

なので

「イイね!」と思っていなくても

「イイね!」と言う。

 

それはあくまで

他人事としての

「イイね!」にすぎないのだ。

 

しかし使い所には

気をつけないといけない。

 

相手に

「あの時共感してくれたじゃん!」

言われかねないからである。

 

特に「◯◯しよう!」という

内容には注意が必要だ。

 

何となく「イイね!」と返してしまうと

当然話が進む。

「話できて楽しかったな」と

私は思っていても

相手が本気にしていた場合は

取り返しがつかなくなる。

 

後から理由をつけて断ると

結果的に相手の気分を害すし

何より相手の時間も奪ってしまう。

 

実際に友達から

「◯◯行こう!」と言われ

都合もつけられそうだったので

「イイね!」と返してしまい

その場は盛り上がったが

数日後に

「コロナ増えてきたし辞めとこうか」と

私から断った事がある。

 

理由はあくまで後付けで

ノり気では無かったのが本音だ。

 

こんな事を繰り返してしまうと

大切な友達に見放されてもおかしくない。

 

大人の立ち振る舞いは難しい。

 

結局どうすれば良いのか

考えても答えは出なかった。

 

まさか

「楽しそうでイイと思う。

私の都合も空いているけど

それにお金と時間を割きたくないから

他の人と行ってきて」

なんてハッキリと

本人に直接言う勇気はない。

 

「紳士的に相手を否定する」方法を

模索していきたい。