GW連休はありがた事に
6日以外は休みだ。
4年間はシフト制の部署だったので
久々の連休らしい連休。
前々から29日に母と3回目のワクチンを
受ける予定にしていた。
副作用で2〜3日は寝込むと予想し
その時間を利用して
本を3冊は読もうと事前に決めていた。
GWに自分へ課した宿題の1つだ。
ビジネス本や哲学本は少し飽きてきたので
気軽に読めそうなエッセイ本にしようと
思ったところ、大好きなオードリーの
若林正恭さんが3冊出版されている事を知り
ネットで即ポチった。
1冊目は電子版が無かったので
最短で届く中古本を購入。
読んでみて思った事や
感じた事をまとめてみる。
中学生以来の読書感想文?!
●全3冊の共通点
本の構成としては、
コラム集になっている。
内容は若林さんが
毎週ラジオで話されているような
トーク集といった感じだ。
日常や旅先での疑問から
不安、気づきと
分かりやすい流れが多く、
オチもしっかりしている。
さすがです。
どの面下げて言ってんだ!
1冊目は30代の若かりし正恭さん。
2冊目は正恭さんが海外旅行した時の話。
3冊目は40代となり、
おじさん入りした?正恭さん。
どれも非常に楽しめる内容だった。
●正恭さんについて
昔からのファンの方ほど詳しくはないが
私がラジオを聞いていて感じている印象を
一言で表すと
「考えまくってる人」だ。
私ならスルーしてしまう事を
「なんで?」と疑問を持ち追求する。
あと「このタコ!」が大好き!
本を読んでみると、
より人となりが分かった。
●キーワード
私なりに3つ選んでみた。
・自意識
正恭さんはスターバックスで
グランデを頼むのが恥ずかしい程、
他人の目を気にしていた。
私が人目がつく所で
サングラスをかけられないのと
似たような事だろうか?
最早諦めて手放してしまったが…
他人はどうとも思っていないだろうが
「自分なんかが…」と恥ずかしいのだ。
それを「自意識過剰」という。
人目を気にし過ぎると
自分の行動を制限してしまう。
もしイジってもらえたら
受け身(と笑い)を取ればいい。
それができる余裕があれば
自分に自信がちゃんとある証拠だ。
・批判と冷笑
人は批判と冷笑が大好物だ。
私も大好き!
そして自分の方が上だと思い安心する。
しかし批判する人は
自分が批判されるのを1番恐れている。
これではやりたい事もできないし
あっという間に人生が過ぎていく。
何より他人を攻撃する人は
自分を肯定できない。
そもそも好きとは肯定する事だ。
私も動画やブログを発信し始めてから
他人の悪口はかなり減った。
・疑問への追求
とにかく正恭さんは追求心がすごい。
この生きづらい日本と違う世界を
見たいが為に海外旅行に行ったり
いい年齢になってるのに
家庭教師を頼んだりする程だ。
日常は「?」で溢れている。
いちいち拾っていては疲れてしまう。
なので
「まあそういうものだよね」とよく
一言で私は片付けてしまっていた。
これでは思考が浅い人間に
なってしまうし
視野も可能性も狭めてしまう。
私も見習いたい。
●知って気が軽くなった事
・悩むのにも体力が必要
年々衰えおじさんとなると
気にしなくなってしまう。
悩めるうちは若い。
・1人で平気
決してぼーっとしているわけではなく
脳内で自分と会話しているから。
・人嫌いと人見知りは違う
本当は人に近づきたい。
でも近づいて嫌われたくないという
自意識過剰な人が人見知りになる。
人見知りを維持しようと
努力する人はいないから
生活していれば自然と治ってくる。
私は完治は厳しそうです…
●感動ポイント
正恭さんが「明日のたりないふたり」の
最後のライブイベント終わりの舞台袖で
倒れてしまった話。
ラジオでもしていましたが
ちょこちょこ合間見える
亡くなった父親への思い。
私まで読んでいて泣いてしまった。
自分の親が亡くなった時に
私は立ち直れる自信はない。
あとは何より相方春日さんへの愛。
●最後に
2冊目の解説はDJ松永さん
3冊目の解説は朝井リョウさんが
書かれている。
1冊目は解説なかった。
お二人とも正恭さんへの
熱い思いを記している。
読んでいて私も胸が熱くなったし
純粋に
自分の事をこんなにも本気で
思っているくれる人間が
2人もいれば他に何もいらないと思った。
正恭さんへの愛が深まった
今日この頃であった。
是非とも機会があれば読んでいただきたい。
※
ご本人がもしもこの文章見たら
「正恭さん正恭さんってダチかよ!」
以上のツッコミをしてくれる事だろう。
もしコーナーの
「クイズ!東洋一のツッコミ春日」
に投稿したら上記のように
春日さんは一通目から
ツッコんでくれる事だろう。
3冊まとめると要約という文量では
全く収まりませんでした!