
だーれだ?

この人。
あれ・・・?この横顔・・・
意外と・・・
美しい・・・?
この人こんな顔だっけ?
植田辰哉元監督。
なぜかこの本では6番目の登場。
案の定(?)選手の頁では怒りまくっている元監督。
現役時代には大古誠司監督の厳しい練習に耐え
その大古氏やミュンヘン五輪で金メダルをもたらした故松平康隆氏の影響を強く受けた。
全日本の監督就任前の新日鐡→堺ブレイザーズでの監督時代には
結果も出なかったり厳しすぎる練習に選手から苦情が出たりで
追い詰められて監督を解任されている。
それを乗り越えての全日本監督。
就任記者会見では
「現代社会がそうなのでしょうが、若い選手たちは摩擦を避ける傾向にあります。しかしわたしは摩擦を恐れずにやっていきたい」
「わたし自身、11年前にバルセロナオリンピックに主将として出場し、経験したものにしかわからない、世界と戦う厳しさを知っています。それを選手に伝えていきたい」
「選手には常に力を出し切ることを求めます。顔を真っ赤にし、相手に嚙み付いていくぐらいの粘りのある選手を選考します。スマートでかっこいいバレーをやっているようじゃ日本はダメ。厳しく相手に向かっていくという、わたしのバレー色を出していきたい」
と語っている。
そんな植田元監督だが、全日本では遅れ気味だったバレー界に初めてフィジカルトレーニングコーチや管理栄養士を取り入れた人でもあるそうだ。
滝行や植田坂などのとにかく厳しい練習というイメージの植田監督だったが、そうばかりでもなかったようだ。
冒頭の写真といい、少しイメージが変わった。
かな。


当時、大変話題になった「植田監督狙撃事件」
この時勝利監督インタビューで
「はっきり言いますが、メダルを狙います」
と宣言したが、残念ながら五輪では一勝もできなかった。
当時の報道などをいろいろ見てみると、著者の市川さんは植田監督の指導方針に疑問を持っていたのかと感じる。
それゆえか、割とあっさりした植田編でした。
あーーー肩凝った!
横顔が美しいお人と言えば。

やっぱりこっち!

お口直しってことで。