ユニバーサルデザイン情報発信 ~熊本から世界へ~
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UDなエレベータ

UDなエレベータって知ってますか。
1 ドアが2ヵ所あって、車いすで利用する時にターンしなくてすむ。
2 ボタンの横に点字の表示がしてある。
3 音声の案内がある。
というのが定番です。でも、あまり知られていないことに、こんなものがあります。
4 エレベーターが到着した時に知らせるチャイム音に2種類あって、エレベータが下から上がってきた時と、上から下がってきた時ではチャイム音が違う。

UDな水道

熊本市にあるホテル日航の多目的トイレを見てきました。車椅子が十分通れるほどのスペースでした。どこにでもあるトイレなので新たな発見がないのかと思って帰ってきました。でも、こんな時にこそ、思いがけない発見をするものです。日航のものに限らず、どこにでもある設備ですが、水道の蛇口をひねらなくても手をかざすと水が出ます。手を引っ込めると水が止まります。「これって節水」!あらあら、手をかざすと石鹸も!。今まで水や石鹸を無駄に使っていたことがわかりました。「UDはエネルギーの節約に役立つ!」

UDな電車

UDな電車といえば、段差が少なかったり、料金表を点字で書いてあったり、ホームが十分に広かったりと、設備のことだけを考えてしまいます。でも、一番UDで大切なことは「駅員の対応」です。ある駅員に「車椅子を利用する方や目の不自由な方が電車を利用する時は早めに連絡しておいてください」と言われたことがあります。気持ちが分からないことはないのですが、UDな電車とは、設備が良いということだけでなく、駅員の気持ちのこもった対応と、それを利用する全ての人の思いやりです。もちろん、目の不自由な方や車椅子を利用する人たちは、「自分たちはお世話になる人」では困ります。