『故賓団寿(こひんだんす)』

中国にはミャオ族、羌族などの少数民族が多数存在しているが、そのうちの一つに魅牟族(ミームぞく)という少数民族がいる。
この民族の死生観はやや特殊で、「死は肉体という檻から魂が解放されるめでたいこと」、また「長生きするほど魂の徳が高い」とされているため
高齢の人が死ぬと、葬式では男達が棺を担ぎ、皆でその周りを踊り死を祝うという風習があることがわかっている。
「故人は賓客(敬うべき客人)であり、その死はみな(団)で祝う(寿)べき」、すなわち「故賓団寿(こひんだんす)」と呼ばれるこの死生観は、
清の学者、鄭玖突九(ていくとつく)により発見され、世界に知られるようになったとされている。

現代、棺桶を担いで陽気に踊る、通称「棺桶ダンス(棺ダンス、Coffin Dance、コフィンダンス)」と呼ばれる動画がTikTokなどで流行っているが、
基になった動画は魅牟族の者がアフリカのガーナにて老衰で亡くなり、現地の人々が故賓団寿の葬式を行った時に撮影されたものである。
なお、故賓団寿は英語圏において「PARTY OR DIE」と訳されるが、これは同時期に日本で流行った
パーティーパロット(party parrot)を紹介したサイトに記載がされており、ある意味運命的であると言えるだろう。


民明書房刊『これであなたも情報通!インターネット・ミーム一覧とその由来(2020年版)』









ペーペーペーペー ペーペーペーペー
ペーペーペーペー ペレペレ
ペッペレペッペー ペッペレペレペレペッ
ペッペ ペレペレペ ペッペ ペレペレペ 








先日、パーティーパロットの民明書房を公開しましたが(朗読もしてます↓)、もう一つ同時期に流行った「棺桶ダンス」(動画は上記)の民明書房も探し出して来ました。
棺桶ダンス動画は笑える、というよりテレビでたまにやってる「世界の衝撃映像!」的な感じですね。
「うわー」「あちゃー」な感じが多く、不謹慎一歩手前の動画もありますが、衝撃映像好きな欧米人にはウケている……らしいです。
一方日本はちんちんを広めた。
平和すぎる…


下書きをうっかり間違えて全体公開(そのまま気づかず)してしまったのでそのまま公開しますが、本当は夜くらいまで記事や内容を練りたかったです;
公開後にタイトルすら変わってますし。

故賓団寿(こひんだんじゅ)…公開当初。寿をそのまま「じゅ」と読む。
故賓団寿(こひんだんしゅ)…「ダンジュ」だとなんか違和感あるなぁと思い変更。しかし寿は「しゅ」とは読まない…
故賓団寿(こひんだんす)…最終的にここに落ち着く。特殊だけど、寿司の「す」だからセーフ!?


民明書房(羽園先生ラジオ含む)は、3割くらい完成したものが多数転がってます。
今回は4時間くらいで見つけ出してきたので、割と早い方ですね。いつもは普通に一年とか数ヶ月かかるので…
100ネタまではあと30弱!
のんびり頑張ります!
次回はぜひ特撮系を完成させたい…!ヒントは……キラッとご唱和下さい!


父の日?(焼肉食べに行きました)
夏至?(特に気にしてない)
部分日食?(曇りで見えず)
特に何もありませんでしたね…
ボルダリングにも行けてませんし、コロナのせいで民明書房ばかりになりブログ名変えた方がいいレベルです;