『契梵!竜装者(けいぼん!りゅうそうじゃ)』

古代中国は隋の時代、この頃の兵は人馬共に鎧を着て突撃する重騎兵(鉄騎)が主力となってきていたが、
強い重騎兵として特に有名な趨一族という竜馬(駿馬)とその操り手の集団がいた。
竜馬は「騎士竜(きしりゅう)」、操り手は「竜の操者(そうしゃ)」と呼ばれたが、やがて人馬合わせて「竜操者(りゅうそうじゃ)」、
または「竜馬と共に装甲をまとう者(兵)」という意味の「竜装者(りゅうそうじゃ)」と呼ばれるようになった。

趨一派について特筆すべきは、流創留(りゅうそうる、流れを創りまた留める)という技法により、仏教の守護者梵天と契約し
超常の力を使う「契梵(けいぼん)」という技を使いこなせたことである。
これにより竜装者は、強くなったり、腕が伸びたり、重いものを軽々投げたり、といろいろなことができたという記録が残っている。
趨一派の中でも特に「帝羅鳴轟(ていらめいごう)」「闘立剣(とうりけん)」「暗器楼勢(あんきろうぜい)」
「戴牙嵐数(たいがらんすう)」「未琉荷動瑠(みるにどうる)」の五騎の竜装者は非常に強かったことから
人々から『趨派戦隊(すうはせんたい)』と呼ばれ、奴累怒怨(どるいどおん)と呼ばれる蛮族から何度も国を救ったとされている。

現代、スーパー戦隊シリーズ最新作として『騎士竜戦隊リュウソウジャー』という作品が公開されているが、
第一話のタイトルが「ケボーン!竜装者」であったり、合言葉がケボーン!であったりする事からもわかる通り、
上記の竜装者の故事が由来になっているのは明らかである。
なお竜装者の筆頭、帝羅鳴剛は「帝羅能左右竜守(ていらのうさうりゅうしゅ、帝羅鳴轟は左も右も竜で守る能力がある、という意味)と呼ばれており、
これが恐竜界の強者ティラノサウルスの名前の由来となったということは多くの人に知られている。

民明書房刊『最新スーパー戦隊 超超超図鑑〜がんばれ負けるな僕らのヒーロー!』より








正義に仕える5本の剣!
騎士竜戦隊!
リュウソウジャー!!






ということで、ジオウばかりもあれなので、つい先日始まった
新戦隊、騎士竜戦隊リュウソウジャーの文献を探し出してきました。
せっかくなので俺はこのアナザーゴーストの妹を推すぜ!(意味不明)

実はリアタイ視聴はできずようつべで視聴しましたが(公式ありがとう!)、王道というか、なかなか本気度が高い作品でしたね…
シリアスからのワッセイワッセイでちょっとズッコケましたが;びっくりびっくりびっくり
ムゲンバイン的なロボも、いろいろ組み合わせできそうなのでいい感じ。
これからに期待です!グラサン

個人的には次回ジオウにケンジャキとムッコロが出るのでもうテンション爆上がりです(世代だったので)
あの名ゼリフ(本当に裏切ったんですか、と、嘘だそんなこと、と俺は貴様をムッコロス!)は出るのか!?ぜひ出て欲しい!
あれ?橘さんは?(あとムッキー)



公式として「竜装者」の記述があるため、逆にどうまとめるか悩みましたが、
竜馬で駿馬という意味を持つらしいので、鎧を被せて重騎兵にしてみました。
騎士竜の名前とかドルイドンは説明してると長いので、もはや成り行き名…(笑)
ケボーン的に梵天召喚してますが、ナーガや八大竜王と絡ませても良かった気もします。

なお、歴史上から言うと、五本指の竜(龍)は皇帝のシンボルであるため、五本指の竜をイメージさせる
五騎の騎士竜とか、竜を纏う、竜を操るという竜装者(竜操者)は、うっかりすると死罪モノなんですが
まぁそこら辺は気にしたら負けです。
(帝羅とか戴牙とか不敬な名前もあるし…)