一本路地を入るとところ狭しと民家が立ち並ぶ。


今日もまた別の親戚の家に案内してくれるそうなのでお邪魔しました。
家主のケイさんが自分ちの畑へと案内してくれた。





道なき道を草木をかき分けていくと畑があった。
おじさんは微笑みながら果物をとってきてくれた。

犬が襲って来たら投げて追い返すんだよ!!的な事を言っていたのだが冗談なのか本気で言っているのか
わからん!!
でも本当に野犬に襲われた場合に丸腰では戦えないので
セーフティゾーンに行くまで唯一の武器である果物を大事に持っていた。
家に戻ってくる頃にはお昼時になっていた。


ベトナムでは仕事も学校もランチタイムが長めにもうけられていて一度帰宅してみんなそろって昼食を食べるらしい。

この家ではいくつかの家族が一緒に暮らしているようで、昼になるとたくさんの子供達が帰ってきた。


子供達はめちゃくちゃ人懐こくて可愛かった。
その子達の目をみているととても純粋で幸せな目をしていた。
iPhoneで日本で撮った写真を見せると興味深々で目を輝かせながら見ている横顔が印象的だった。
物に溢れ帰っていて何でも手に入る日本は便利だし好きだ。
もし自分が逆だったらもの凄い日本から来た人がうらやましいと思う。
でもその写真を見ている子供達を見ていると、不思議な気持ちになった。
この子達よりもたくさんの物を持っているのに、それでも日本にいると物欲は止まらず他の物が欲しくなる。うまくは言えないんだけど・・・
子供達の幸せそうな純粋な目をみていると、とても羨ましく思えた。日本にいようがお金持ちだろうが、権力者であろうが、幸せそうな瞳に勝るものはないんだと確信した。
ランチを食べた後、せっかく来てくれたからと子供達みんな学校を休んでくれた。
親達も快く承諾してくれた。
みんなで遊んでると沖縄の親戚達を思い出した。
ベトナムがどことなく沖縄で過ごす時間と重なって居心地が良かった。



最後にみんなで記念写真を撮って別れた。たった一日だったがとても名残惜しい。
そしてなぜ人間は楽しくなるとジャンプしたくなるのだろう。
これはもう世界共通らしい


そしてこの後でお世話になったファムファミリーと別れ
タイへの早朝フライトに備え空港近くのホテルに一泊
このホテルが波乱の幕開けとなったのであった。

TO BE CONTINUE!!
