田舎は歴代続く地主など本家や分家の付き合いがある。

都心は隣り近所の付き合いだけでなく親戚付き合いもほぼない人も多い。

大型の休みは先祖の墓参りではなく国内外に旅行にいったり。

父の法事の準備に年老いた母が代わりにやってくれと言われ渋々実家に行く。

檀家な両親の為檀家ではない私かお寺に連絡し段取る。(住職の奥さまがとても苦手で窓口がこの人でしんどい話)

親戚付き合いしたくない母は父の兄弟を呼ぶなと言う。

親戚にはコロナだからと訳分からない事を言い遠慮してもらう。

参加者はポンコツな姉と私だけの法事。

姉は事あるごとに母に文句しか言わない。

準備するのは私。

当日母を迎えに行くとまさかの姉のドタキャンを聞かされる。

仕事が入ったとの事。

私はお寺から人数に変更があったら連絡してくれと言われた。

認知症の母はいた言われたか思い出せない。

事ある毎に私が準備しているのに母に連絡する姉。

それが当日に迎えに行くと始めて分かるシステム。

生真面目な私はきちんとしたいタイプ。

認知症のせいなのか母は別にそんなの適当にに言えばいいというタイプ。

この辺りでも母の関係性に溝が少しづつ入っていく。

時間に余裕を持って出ようとしたところ鍵が無いと大騒ぎに。

普段は私も実家の鍵を持っているがその日はたまたま持っていない。

中々諦めず小さな鞄を探し続ける母。

結局鍵を見つける事は出来ずお寺には遅刻し嫌みを言われ、挙句に人数の変更。

家を出てから鞄の中から鍵が出て来るあるあるの話。

その後塔婆を持ってお墓参りに行くのにお花が無い。

お寺で用意されているかと思いきやそんなシステムあるはずも無く、何故かお線香だけ持ってきたは母。

お墓のそばの石材屋さんで高いお花を購入した。

自分も年老いて体力、心の余裕も無くなり仕事や成果に追われる日々を過ごしているとこういった煩わしさは堪える。

施設入所を進めているがやはり「うん」とは言わない。

わたしのHPポイントは削られ続ける。