我が家の息子は小人さん

我が家の息子は小人さん

2017年夏生まれの男の子ママです。妊娠中に四肢短縮と指摘され、出産後軟骨無形成症(手足の骨が縦に伸びにくい病気。いわゆる小人症)と診断されました。育児の日常や気になっていることを綴っています。

前回の記事に出てきた息子の友達のミニカー少年。


校庭で遊んでいる時にトイレに行こうとした息子に対して「そんなに小さいのにどうやっておしっこするの?どうやっておしっこいくの?」と聞くプンプン


「身体の大きい小さいは関係ないでしょ、あなたの妹だってちっこいけどトイレくらい行くでしょう」と私が返して、息子に「ありがとう」と言われた。


その子と母親のやりとりを聞いていたけど、「◯◯(息子)は小さいねー!」という少年に対して彼の母親の返しは「そうねー、小さいねー!」だった。


外見の違いについてむやみに口にしてはいけない…という教育は、どこの家でもするわけではないようです。


夜、私が「あの子なんであんなに小さい小さい言ってくるんだろう、嫌じゃない?」と息子に聞いてみた。以下二人の会話


息子「私があの学校で一番小さいんだよ〜…」

私「そうなんだー。小さいとやだ?」


息子「やだ。なんとかかんとか〜、なんとかかんとか〜って、言われたりするもん。はああ〜、高校生になってもずっとそう言われるかと思うとやだなあ」


私「今は何も言い返してないから、何か返事考えてみようか?やめろ!私は脳も大きいし、ハートも大きいし、ゲームや絵を描いたりも得意だし、数も得意だし将来ブラックカード36000枚持つんだぞ!とか言う?」


息子「えー〜(←気が優しい)」


私「手足が短くて思い通りに行かなくて悔しい時もあるよね。それでも、このスペシャルな手足があるから行こうと思えば世界中どこにだっていけちゃうし、トランポリンや大車輪ができちゃうんだよ?ママはあなたの身体もハートも全部大好きだよ!」


こんなやりとりをしながらすとんと眠りに落ちていきました。


以前は心配でしたが、最近はきっと息子なら大丈夫だろうなーと感じます。


しなやかで優しい心。溢れるエネルギー。

私もこの若木を守れるように、もっと強く、もっと大きな柳の木のようになりたい。


5/24 後記

ミニカー少年とやりとりしていて、発達に特徴があるお子さんであることに気が付きました。硬化させがちだった態度を反省し改め、適切なアプローチをする(境界をわかりやすく根気強く教え、ポジティブな面を強化する)ように心がけています。