気合いだぁ~気合いだぁ~

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下の動画は3月21日に、「なにわ花にっき」で紹介されたなにわ花いちばのせり場風景です。



スピーカーを最大にしてご覧下さい。

わずか29秒です。



それぞれのせり台担当者が、叫びあっています。

ひときわ耳に残るのが、なにやらうなっている栗林と、「レッドバーバラー」が聞こえる松村。

時計せりですから、買参人に必要な情報は電光掲示板で示されています。

たんたんと花を見せるだけで、静かにせりはできるはずです。

叫びまくる必然性はないように思えます。


しかし、沈みきった今現在の世の中。

被災された方たちを元気づける、被災地を元気にする、というのであれば、災害をまぬかれた地域が元気でなくてはなりません。

札幌、名古屋、大阪、広島、福岡・・・。

地方が元気をだしましょう。

それには「気合いだぁ~」です。

大きな声をだしましょう。

いちばが世間に誇れることは、声が大きいこと。


災害をまぬかれた産地、花屋さんにもしんどい3月です。

彼岸をめざし、高い油をたいて生産した花。

1~3月は花の売り上げより、油代の支払いの方が多かったでしょう。

こんな大災害、原発事故だから「しゃ~ない」。

慶事が中止になるのも「しゃ~ない」。


「しゃ~ない」で、すましてはだめです。

こんなときこそ、「気合いだぁ~」。

「空元気(からげんき)」が本当の「元気」を呼び寄せます。

みんな、大きな声をだして花を売りましょう。


花屋さんもこのさい、すこし、商いのしかたを変えてみては。

ちらしを配る、新聞に折り込み広告を入れる、店の前に立ってアメ横や黒門町市場の魚屋さんのように客引きをする・・・。

お店の格がちがう?

スタイルがちがう?


「気合いだぁ~」

「気合いだぁ~」

「気合いだぁ~」

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一輪の花

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花は・・・


のどの渇きをいやすことも、空腹を満たすことも、身体を温めることも、できません。


しかし・・・


花は、心の栄養、心を温めることができます。




日本で花生産がはじまって100年。


関東大震災、太平洋戦争・敗戦、阪神淡路大震災・・・


さまざまな困難を、乗り越えてきました。


困難を克服してここまで成長してきました。






宇田明のウダウダ言います





昭和19年(1944年)6月5日、神戸大空襲。


兵庫県生花はすでに3月17日の大空襲で被災、あたりは一面の焼け野原。


神戸合同市場だけが奇跡的に焼け残り、そこへ移転していた。




花の入荷は細々とではあるが、続いていた。


しかし、もう売りようのない状態になっていた。




たくさんの被災者が仮事務所の前を西へ逃れていく。


三木、志染村の鷲尾実から出荷いただいたカーネーション「モーニンググロー」を表に置いた。


すこしでも慰めになったら・・


「どうぞ1本づつお持ち帰り下さい」


紙に書いて貼りだした。




バケツ3杯のカーネーション。


兵庫県生花、これが最後の花。




またたくまになくなった。




被災者は、花1輪に慰めを求めた。


(兵庫県生花30周年記念誌 石丸数雄回顧録)




宇田明のウダウダ言います




平成7年(1995年)1月17日午前5時46分


阪神淡路大震災




兵庫県生花と神戸生花が入場している神戸市中央卸売市場東部市場も被災した。




神戸生花の研修生、長崎県佐世保のカーネーション農家後継者、浦新吾は社員とともに、花屋さんの安否確認、産地との連絡、市場機能の復旧と不眠不休で働いた。




10日後の1月27日には、せりを再開することができた。


産地から花が集まるか、花屋さんが来ていただけるか・・・




増田慎治の心配を吹き飛ばすように、交通網混乱の中、通常の6割以上の花が入荷した。


80人の花屋さんがせりに来てくれた。


生産者も花屋さんも、市場の再開を待っていてくれた。




赤やピンクの洋花がよく売れた。


灰色のがれきの街。


神戸市民は、気持ちを明るくしてくれる1輪の花を、待ち望んでいた。


(愛されつづけて100年 カーネーション生産の歴史) 




宇田明のウダウダ言います




花をつくる人、運ぶ人、せりで売る人、買う人、お客さまに売る人・・・


花産業で働く人、それぞれが使命を果たす。


いま、1輪の花を待ち望んでいる人がいます。




使命を果たす・・・



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震災お見舞い申し上げます

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東日本大震災で被害を受けられたみなさまに心からお見舞い申し上げます。

まだ安否のわからない方が多数おられ、被害の全容がわからず、胸が痛みます。

いちばでも生産者のみなさま、農協、花屋さん、流通業者、花関係の方々の安否を確認中です。

今は一刻も早く、救助、救援の手がみなさまのもとに届くことを祈るばかりです。

16年前の阪神淡路大震災の時には、全国のみなさまから暖かいご支援をいただきました。多くの花産業の方々のご援助で、港が被害を受け、本土への輸送手段が途絶えた淡路の花を、震災後の混乱にもかかわらず、市場出荷を続けることができました。

神戸では市場(兵庫県生花、神戸生花)が被災しました。

市場業務の肩代わり、復興に全国からご支援をいただきました。

今度はわたしたちがご支援をさせていただく番です。

まずは、生産者のみなさまから出荷いただいた花を、花屋さん、消費者に確実にお届けするという市場の本務を遂行していきます。次に、生産施設、販売店舗、輸送手段などで被害をうけられた生産者、花屋さんにはできるかぎりのご支援をさせていただきます。
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