先日、最も利用者の多いOSであったWindows XPのサポートが終了するということで、非常に大きな話題となりました。
別にOSが使えなくなるわけではないのですが、サポートの切れたOSを使い続けるということはパソコンのセキュリティの上で大きな問題を抱えることになるのです。
まず、OSのサポートというのが何なのかというと、『セキュリティに空いている穴を修理してくれる』ということです。
どんなに優秀なOSであっても完璧というわけではなく、製作者ですら気付かないようなバグや欠陥があります。
今まではそれを製作者側で塞いでくれていたのですが、サポートが切れたということはもうそうやって発見された穴を塞いでくれないのです。
今後はそこを通って悪意のある侵入者が入り込みやすくなり、パソコン内部の情報を盗まれやすくなるということです。
ユーザー側でこの穴を防ぐ方法はありません。
素直にOSを入れ替えてサポートのあるWindows8などの最新OSに入れ替える必要があるのです。
ネット通販で住所氏名電話番号やクレジットカード情報を入力したとかいった場合には、パソコン内部にデータが残っていますのですぐにでも対処が必要です。
