シエスタ(昼寝)の時、夢を見た。弟と友達が亡くなった世界の夢で、昔住んでいた家で他の家族と話していたような気がする。その後一人でその昔の家のトイレに座って、独り泣くって言う夢。“居ないんだ”という感じが寂しくて、悲しくて、目が覚めてからも少し泣いて、まだ生きているという事に安心して安心して、息を吐く。
“友達”の方はもう20年以上会っていない人だった。もしかしたらパラレルワールドを見てたのかもしれないと思った。あの時の友達とまだ一緒にいて、昔の家にもまだ住んでいたとしたら、こういう未来、過去だったかもしれないと思った。それと同時に、今この時をパラレルとして見たそっちの自分も、「あの時引っ越していたらこうなっていたのか」とか思ってパラレルの方へ帰って行ったかもしれない。