今日、朝の通勤電車で
左麻痺で杖を持つ男性がいた。

優先席ではないけれど、
居眠りして座ってる女性、
知らんプリしてる男性、若者。

どこまで行かれますか?
すぐ降りないで長い道のりなんだったら、
席を譲ってもらえるようわたしが
声かけしようかと
迷っていた。

大きなお世話かな。

大げさになるのも申し訳ない。

でも、主人の場合、
絶対座った方が安全だし、
靴を見たら、装具用。

立ち座りの方が手間で立ってるのかな。

考えてるうちにも、
この駅あたりはカーブがキツくて
踏ん張らないと
普通の人でもよろける。

でも、その人は慣れてるみたいで、
うまく右で踏ん張れるように
体重をかけながら、
電車の揺れに対応している。

降りる駅は直ぐだった。

出社のために急ぐ朝。

みんな我先にと電車を降りようとするに
違いない。

わたしは心の中で、

毎日見守って付き添うことは
できないけれど、

わたしはいま、あなたを今日の朝、
この一回の降車の段差を
転ばないように、
押されて倒れないように空間を確保して、
ゆっくり後ろから
見守ります。

そう言って、
一緒に電車を降りました。