罪悪感のライセンス発行(Consciousness cloudiness) | 貴方のこゝろにバンドエイドを。(失恋・難病)

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~14歳の恋愛不能、難病ねこが寂しさと痛みを
ねこセンセーと手放していった宣戦布告手紙集~

 

ねこです。

 

 

人は良いこと(糖質制限)をしたあとは

悪いこと(ケーキつまみぐい)をしよう

とします。

 

 

悪いこととは自分を正当化して

目標から遠ざかる言動のことです。

 

 

人間の心理メカニズムなので

何も考えていないと侵食されます。

 

 

スタンフォードの自分を変える教室の

著者ケニーマクゴニガルさんの意見を

要約してみます。

 

ωωωωωωωωωωωωωωωω

 

道徳的に完全でありたい人はほとんどいない。

 

 

なので少しいいことをすると今度は少し

好きなような言動をおこなってもいいだろうと

心理が動く。

 

 

あからさまなやレイシズム(性差別

人種差別)を反対した学生は、

 

 

自分の優れた倫理や道徳観を大衆に

アピールできることになり優越感に

浸れるが、

 

 

しかしその反動として

自分の衝動を信用しがちになる。

 

ωωωωωωωωωωωωωωωω

 

 

ということを言っています。

 

 

つまり良いことをしたら

悪いことをしたくなる

 

 

という見えない振り子が

人間には内蔵されているのです。

 

 

これを罪のライセンス発行といいます。

 

 

SNSで正義感や使命感を利用して、

誰かを自殺するまで追い込み

いいね!をもらってる人や

 

 

失言した人に正論を言い

アイデンティティを傷つけて

普段の憂さ晴らしをしてる人は

みたことあるでしょうか。

 

 

彼らはSNSで良いことをしたと

思っていますので、その反動で

リアルの世界では悪いことを

してもいいだろうと潜在的に

考えているかもしれません。

 

 

あなたはどうでしょうか。

 

 

日常生活で考えてみましょう。

 

 

例えば、掃除。

「今日はいいことをした~

一週間は放置(汚)してもいいか」。

 

 

例えば、ダイエット。

「今日は頑張った~

明日は食べてもいいか~」。

 

 

例えば、恋愛。

「今日は愛してあげた。

次はほかの男性と会おう」。

 

 

例えば、仕事。

「今日はがんばった。

明日はさぼろう」。

 

 

つまり、

 

 

ご褒美として、

 

 

部屋の汚れを放置したり

ダイエットを破ったり

ほかの男性にあったり

仕事をさぼったり

 

 

するのが人の心理だということです。

 

 

しかしよく考えるとおかしい。

 

 

自分のために行動してるのに

なぜご褒美がいるのでしょうか。

 

 

やりたいからやるのではなく

やるべきだからやると考えていると、

自分へのご褒美を与えてしまうのです。

 

 

やりたくないことをやった(やってやった)

のだからご褒美(怠惰)を与えてもいいだろうと

無意識に衝動的な言動を正当化してしまうのです。

 

 

そして以下のような「罪のライセ

ンス発行」を許可してしまいます。

 

・ダイエットを考えただけなのにダイエットした気になる

 →過度に食べてあとあと後悔してしまう

 

・家事の計画をしただけで、家事した気になってしまう

 →掃除を放置してヘラヘラしてしまう

 

・今年の目標を話しただけで、服の衝動買いを許可してしまう

 →ユニクロで衝動買いしてしまう

 

 

罪のライセンス発行も

たまにはいいでしょう。

 

 

しかし癖がつくと修正するのに

一生かかってしまう。

 

 

ねこさんはリハビリしていた時期

がありました。毎朝45分は歩いて

いたかな。

 

 

10時くらいにでて11時くらいに

戻ってくるというウォーキングですが

一週間のうち2日ほど罪のライセンスを

発行していました。

 

 

折り返し地点に味噌ラーメン屋が

あったので「今日もがんばったし

いいじゃないか」と正当化して

罪のライセンスを発行していたのです。

(週2でご褒美ラーメン食ってた)

 

 

栄養士が潰瘍性大腸炎患者に

避けろと言ってるラーメンの

脂がまた美味しくて。

 

 

あの不摂生がなければもう少し

はやく寛解していたかもしれないなぁ。。。

 

 

紙おむつをしていた頃です。

 

 

 

で罪のライセンス発行を

不許可にするにはどうするのか。

 

 

「やらないといけない」

「やるべき」

 

 

という強迫観念ではなく

「やりたい」と心の底から

意識して、行動することです。

 

 

日本人は苦手です。

 

 

「やらないといけない」

「やるべき」

 

 

という罪のライセンス発行を

丁寧に手伝う「意識の白濁」が貴方の

内奥にあるかどうかチェックしてみてください。

 

 

大きく息を吸い込んで

チェックしてみてください。

 

 

解放されていきましょう。

 

 

ねこ