ねこです。
劣等感について質問を
もらいましたので、ちょっと
人間の盲点を少し話します。
生きづらいと感じているならば
少しのヒントになるかもしれません。
人は自分がされたことと、
じぶんがしてやったことは
一生涯、忘れません。
・されたこと
（いじめられる）
・してやったこと
（お金を貸す）
これが過去にほぼ全ての原因を
見出すユングのトラウマ論や
インナーチャイルド説に傾倒
する人、支持する人の
思考感情です。
いわゆる、
あなたのせいじゃない！
あなたの周りが悪い！
という居心地の良い
アドバイスです。
しかし、
人は他者にしてしまった
こととしてもらったことは
自動的に簡単に忘れてる生き物です。
・してしまったこと
（いじめる）
・してもらったこと
（お金を借りた）
つまり、
いじめられたことがある人は
自分はいじめたことはゴッソリ
忘れているということです。
怒りや不安には激しく反応する
というのは人間古来からDNAに
埋め込まれた人間の本能なので
誰もがそうです。
過去や外部に責任をもっていき
今の自分を癒やすという発想は
対処療法なので一時的には
すごく気持ちいいです。
ただ苦しみは増幅されていきます。
７０歳になっても周りのせいに
して、お金ゼロ、パートナーゼロ、
恋愛成就ゼロ、友達ゼロ、トラウマ
だらけの人になりかねません。
この思考パターンだけでは、
一部の心理療法や自己啓発
セミナーに搾取され続けるでしょう。
人生は長くそして短い。
ありがちな心理療法や自己啓発
ではごっそり抜け落ちている
ことにもメスをいれていく。
これが自分の闇を直視する
ということだと捉えています。
ねこさんもまだまだです。
日本は一方的に権利だけを
主張する人が増えて、批判を
すれば勝ちという西欧色の
国になりました。
なにかのヒントになれば光栄です。
自戒の意味も込めて書いてみました。
とても寂しい時代です。
だからこそ共に
歩いていける人を
探す旅にでましょう。
ねこ
