日曜日の体操教室で武術をやると言ったので、準備を進めているが、横道に逸れて戳脚(たっきゃく)も面白そうだなと思って見ていた。戳脚(たっきゃく)と言っても普通の人は見たことが無いだろうから、似たものとしては、アイススケートのビールマンスピンがある。戳脚(たっきゃく)の場合は足を上げるだけでスピンはしないんだけれどね。
 先日、かわし動作とさばき動作をやると書いたが、これで入ると瞬間的に勝てるのであるが、間違うと戳脚で瞬殺されるので、いわゆる技を破る技となっている。だから先日、くずしを加えないと使えないと書いた。くずしができると戳脚を五分五分で封じることができる。
 結局、将棋やチェスの読みと同じで、いくつか技を学んだら、こっちがこれを出したら相手はこれを出して、それに対してこちらはこれを出しと、検討していくのである。
 いわゆるピアノの難曲と同じで、ある程度の部分を暗譜しておいて指が自動的に動くように訓練しておく、ということである。