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秋元康、AKB新グループ構想を明かす一方で「引退」におわせる発言...
秋元康氏、引退をにおわせる発言したらしい。
AKBの仕掛け人出し、すべて自分でやったわけでは
ないと思うけど、彼が作ったと言っても過言ではない。
失敗したグループも実はたくさんあるんだけど、
AKB48グループは、おニャン子クラブ以来の大ヒットだもんね。
グループ1000曲以上のほとんどすべて作詞もしてるし。
引退したら、AKBグループ続かないでしょうね。
AKB48の渡辺麻友(20)、高橋みなみ(23)、島崎遥香(20)らメンバー8人が24日、ラジオ番組「bayfm MEETS AKB48 9th Stage ~BEST OF AKB48~」の公開生放送に出演した。番組中、メンバーよりも話題を振りまいたのは、生放送の途中で登場したAKBグループの総合プロデューサー・秋元康氏(56)。新グループの誕生構想を威勢よくないブチ上げる一方で、弱気ともとれる「プロデューサー卒業宣言」が飛び出すなど、真意を図りかねる発言を連発した。
「27時間寝てない」という状態で現れた秋元氏は「ボーッとしてるから、思わぬことを言ってしまうかも。ペラペラペラオで」と語り、テンションが高い様子だった。それが影響して口がすべったのか、秋元氏は新たなグループ構想として「マニラ・台北・北海道・沖縄とか(を拠点とした新グループの話が)あって進んでいる」と発言。これまで北海道の札幌や台湾・台北での新グループの話はあったが、フィリピン・マニラと沖縄の構想は初めて明かされた。
だが、ただでさえAKBグループは勢いが徐々に低下しているといわれ、さらなる新グループは人気が分散することで余計に凋落をまねくことになりかねない。にもかかわらず、国内と国外で計4つもの新グループ構想が動いているとは驚きだ。
「何の目算もなく新グループを増やすわけではないようです。秋元氏が東京五輪組織委員会の理事に就任したり、AKB48がASEAN特別首脳会議の晩餐会でライブを披露するなど、AKBグループは国や自治体に関連した仕事に注力している。このブランド力に目を付けた一部の地方自治体が、AKB新グループの誘致合戦をしているのです。全国的な人気になれば地元のPRになりますし、大きな観光資源にもなる。AKBグループの運営サイドにとっても、自治体が絡めばギャラのいい仕事が潤沢に舞い込んできますから非常においしい。また、台湾やフィリピンなどの東南アジアは日本カルチャーへのあこがれが強く、そのわりに日本のアーティストの進出が進んでいない。ですから、こちらも十分な勝算があるといえるでしょう。それだけでなく、日本発のカルチャーを海外に発信すれば、AKBグループが狙う2020年東京オリンピックの開会式や関連イベントに食い込みやすくなる」(芸能関係者)
ポロリとこぼした発言の裏にも、これだけ用意周到な計算があるとは恐れ入る。日の丸がバックにつけば怖いものなし。まさにイケイケドンドン状態かと思いきや、秋元氏は意外にも番組中に「引退」をにおわせる言葉を発した。
グループ卒業をウワサされる小嶋陽菜(26)の話題になった際、秋元氏が「みんな(メンバー)に卒業を言われる前に、俺が卒業したい。だって56歳ということは、一般ではあと4年で定年でしょう」と、自身の進退に言及したのだ。さらに秋元氏は「(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のそれぞれ)4人プロデューサーを立てて、それぞれで考えればいいんじゃないかと考えたりもする」と、引退後の具体的なグループ体制の構想まで語った。
話題づくりのためのリップサービスとも考えられるが、秋元氏は昨年もラジオ番組で「60歳で引退する」と発言しており、AKB総合プロデューサーのポジションから降りたがっているという情報は以前から業界内で流れていた。
「AKBの大成功で『年収50億』といわれるほどの富を手にした秋元氏は、もう金儲けやアイドルプロデュース業に対して興味を失っている。また、巨大なビジネスに成長したAKBグループは秋元氏の手を離れ、実質的に主導しているのは広告代理店などの大企業。かつてのように秋元氏の独断でグループを動かすことはできなくなった。であれば、グループが人気を維持しているうちに晩節を汚さずに身を引きたいと考えているのでしょう。最近の秋元氏は激太りや急激な老化が話題になるなど、長年の激務がたたって体調に不安を抱えているとのウワサもある。富も名声も手に入れたのだから、あとはゆっくりと過ごしたいという気持ちが強いのかもしれません。ただ、秋元氏は東京オリンピックに対しては意欲が強く、異常な執着を見せている。公的な"名誉"がほしいのでしょうが、となるとAKBの総合プロデューサーを引退しても何かしらの形でグループに関わってくるでしょう」(前同)
長年業界をわたってきた嗅覚でタイミングを察知し、グループが衰退する前の"逃げ切り"を考えているのだろうか。それでも東京五輪だけはあきらめ切れないというあたりは業の深さを感じさせる。いずれにせよ、いまだ芸能界を席巻するAKB帝国を築いた時代の寵児の引き際は間近に迫っているようだ。