昨日体調不良だった義母は、今日は昨日よりも良さそうとのことで、一安心。




朝食も食べずにとにかく早く家を出て、義母を車に乗せ、夫たちの待つ斎場へと向かいました





忙しい夫の代わりに挨拶文を書き出したり、子供たちにご飯を食べさせ、着替えたりと早く余裕を持って来たはずなのに、時間が足りない




もっと義父のためにあれこれしたかったのに、何も出来てない





それでも義母が写真も完成させてくれたり、義父への持ち物などをまとめてくれてたので、夫も時間のある限り義父のためにやりたかったことをできたようでした





それでもやはりあれもこれもと後からいろんなことが思い返されたようです





どんなに尽くしたとしてもやはり後悔は出てきてしまうものですよね




まずは納棺の儀が行われました




16年以来の納棺。




時代が変わり、納棺師の方がとても丁寧に整えて下さり、この仕事に興味が湧きました




昨日よりも義父は顔色がよく見え、本当に眠っているかのようで、悲しさや寂しさを感じることが出来ませんでした





実感が湧かないのです





旅支度のお手伝いを息子としながら、もっともっとありがとうを伝えれば良かったなと思いました





あれやこれやという間に、出棺





たくさんのお花や思い出の品、大好きな食べものを持って義父が空へと登っていきました




息子は2回目の告別式





夫の叔父の葬儀に参列したときに大人の涙を初めて見た息子は、きっと人の死に対する思いが深いものだと感じたことでしょう





昨日はみんなあまり泣いてなくてよかった〜とポツリ。




大好きな祖父に会えなくなる





誰よりも優しくニコニコしてたくさん抱っこしてくれて笑いかけてくれた祖父





息子は寂しかったかな




私は息子とお骨を拾いました





入院してから3ヶ月以上、飲み食い出来なかった義父




歯がしっかりと残っていました




なかなか歯まで残ることはないそうです




私も初めて見た気がします




無事に全てを終え、小さな箱に入った義父と実家へ帰宅





みんなホッとしたのか、実家では久しぶりに穏やかな時間が流れていました




それぞれが義父の思い出話をしたり、本当に生前と何も変わらない温かな空間でした





遺影の義父はニコニコと笑いかけてくれてます






涙なんて出なかった





ただただありがとう、そして残された家族をどうか守って下さいね