生徒から神様・教祖様みたいに崇め奉られているピアノ教師がいることを、私は知っている。
その教師の弟子の、ある生徒のブログは、その教師を崇め奉る言葉が散りばめられている。
レッスンへの賛美。その教師の開くシークレットコンサートへの賛美。(なぜかその教師のコンサートはシークレットで、ごく限られた者しか聴けない。一般には周知されない。聴いた者達のブログでうかがわれる感想は、賛美の言葉で溢れ返っている。聴く者は皆、感涙にむせぶらしい。そんなすごい演奏なら、出し惜しみせず、聴きたいという人に聴かせればいいのに、人を選ぶらしい)
しかし私は知っている。その教師が、褒め称えてくれるその生徒のことをなんて言っていたかを。
自分を最も慕っているだろう者への言葉とは思えなかった。
生徒も生徒。
教師も教師。
ピアノ教師は教祖。
○○センセイ教の教祖。
生徒は信者。
○○教の信者。