メニエール病の記録 -2ページ目

牛乳は厳禁

今日、耳鼻科の診察を受けに行きました。

 

薬が切れるからですが、こちらの薬でもめまいはかなり抑えられているものの、耳鳴りは相変わらず。

ジージー鳴りっぱなしですが、先生は耳鳴りよりも聴力低下を気にされているようでした。

 

できることなら減薬を目指すということで、今回は10日分出してもらいました。

次回はきっと2週間、そして3週間分と増やしてもらえるようです。

 

デパスに変わる薬は心療内科に行き出してもらいました。

この国ではデパスはないそうなので(おそらく認可されていない)、ロラゼパムという薬がデパスに近いので、これで1ヶ月様子を見てみましょうと出してもらいました。

 

ロラゼパムもリラックスできる薬で耳鳴りが気にならなくなり眠りやすくなるとのこと。ただ依存性はデパスよりも高いそうです。

 

このロラゼパムですが、飲んで1週間ほど経ちますが、デパスほど効き目がないように感じます。

 

タイトルにある牛乳ですが、今日耳鼻科の先生に言われたものです。

 

牛乳などの乳製品はメニエールにはよくないので、摂取しないようにと言われました。

もしかしたら薬との相性が悪いということなのでしょうかね?日本では言われたことがなかったので驚きました。

 

私は毎朝、カフェインレスのコーヒーに無脂肪乳の牛乳を入れて飲んでいるので、これからは牛乳は控えるようにします。

 

チーズなどの乳製品は実はかなり好きなのですが.......これで本当に症状が軽くなれば嬉しいです。

 

寒くなると、寒暖の差でめまいを起こすメニエール患者が多くなると思います。みなさん、お互いに気をつけましょうね。

薬のスイッチ

夫の転勤に伴い、この国に来て数ヶ月。

来る数ヶ月前から、多めに処方してもらいストックしていたメニエールの薬がそろそろなくなりそう。

 

耳鳴りはもちろんのこと、めまい、ふらつき感は強くあります。気圧のため日本よりも酷い。

1日3回のところを、減薬して2回にしていていましたがそれもキツい。

意を決して、こちらの耳鼻科にかかりました。

 

日本で処方されている薬と、無理かもだけれど耳鳴りが酷くて寝られないので処方してもらっているデパスを持参し、

先生に説明しました。

 

すると、メリスロン以外は全て違う名称の薬を出されました(この国ではメニエールの治療にはこの薬を使います、とのことで)。

 

名前は違えど、ビタミンB12は一緒。あと酷い時用の鎮静剤。1日1回で大丈夫という利尿剤はイソバイドのように液状のまずいものではなく小さな錠剤。

 

夜寝る前に飲む薬として出されたものを調べたら、日本では認可されていない副作用の強いものだと知り、果たしてメニエールに効くのかも不安。

 

というわけで、先週末に家族がいる時のタイミングで、こちらで出された薬にスイッチしました。

 

こちらのビタミンB12か鎮静剤の副作用で、何も食べていない状態で飲むと気持ちが悪くなる以外は、まぁまぁ効いているようです。利尿剤はすごく効いていますが、今週ずっと雨なので耳鳴り、ふらつき共に酷いのでどこまでメニエールに効いているのかは不明。

 

日本で認可されていない薬は飲まないことにしました。

 

デパスのような睡眠薬は出してもらえなかったので、これはもう心療内科に行きもらうことにします。やはり飲まないと耳鳴りが酷くて酷くて眠れないのです。

 

最近、耳鳴りがしているメニーエルの方の聴力が著しく落ちているように感じます。話をしていても何度も聞き返してしまう。

 

愛猫のゴロゴロを聞いている時が一番癒されます。

この夏

 

メニエール病患者にとって、今年の日本の夏は辛かったことと思います。気圧の変動があると、どうしても症状が強くでがちですから......

 

私はこの夏に夫の転勤先に移動。国内外、何回も移動してきましたが今回は海外でした。

 

メニエール病を発症してから、左耳の具合が絶不調なので(エレベーターに乗っただけでフラフラする時もある)、ずっと飛行機の乗ることを避けてきました。もし機内でめまい発作を起こしたらしばらく動けなくなるからです。家族旅行にも私だけ参加せず。父のもとへ行く時も飛行機は乗りませんでした。

 

しかし、今回は絶対に避けられない。真剣に船で行けないかと調べましたが、今はクルーズ以外で船で海外に行く人なんていないですよね。片道切符なんてあるわけもなく。

 

メニエールの薬は、ずっと診ていただいている先生に頼み、3ヶ月分出してもらいました。デパスの方は1ヶ月しか処方できないので仕方ない。耳鼻科の方の先生には普段の薬に加えてトラベルミンを処方してもらいました。

 

引っ越し準備は私がメインにするのですが、数回、倒れそうになりながらもなんとか乗り越えました。

 

渡航当日、体調も悪くめまいが起きたらと不安で心がつぶされそうな気分で搭乗。30分前にデパスを2錠飲んで、すぐ寝てしまう作戦をとりました。もちろんトラベルミンも飲みました。

 

すると運良く離陸前に寝れたようで、目がさめると着陸30分ほど前。心配していためまいは出ませんでした。

 

飛行機での移動は大丈夫だと安堵したのもつかの間、この国は気圧の変動が激しい気候。スコールが降るため、到着してから今まですこぶる体調が悪い。常に倒れる一歩前という感じです。

 

なんとか免疫力を上げなければと思いつつ、食欲もあまりなく、体重も減りました。夫がいるとうるさいので食べますが、1日2食なんて無理という、なんとも情けない状態です。

 

家族にはしんどいことは伝えていますが、そこはメニエール。見た目は普通ですからね。このしんどさは全く理解されていません。生きてるだけでもしんどい日もあるのにね。ま、言っても患者でなければわからないことなので、家族の前では、にこにこしてはいます。家事も頑張っています。

 

くぐもった耳鳴り、なんとかならないかな。これが数年続くと思っただけで気が狂いそうになります。