
オズ はじまりの戦い
L・フランク・ボームの児童文学「オズの魔法使い」に登場するキャラクター、オズを主人公にしたファンタジー。魔法の国オズに迷い込んでしまった奇術師が織り成す冒険や、それによって大きく変わる運命を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ。『127時間』のジェームズ・フランコ、『マリリン 7日間の恋』のミシェル・ウィリアムズら、実力派スターが結集。最先端VFXとライミ監督のセンスが融合した圧倒的ビジュアルにも目を見張る。

野蛮なやつら/SAVAGES
ドン・ウィンズロウ原作のベストセラー小説を、『プラトーン』などでオスカーを受賞したオリヴァー・ストーン監督が映画化。平和に暮らす3人の男女が、巨大麻薬組織相手にとんでもない戦いを仕掛けるさまを生き生きと描く。主演はテイラー・キッチュ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブレイク・ライヴリーら注目の俳優たち。そのほかオスカー俳優のベニチオ・デル・トロら濃い役者総出で見せる驚がくのエンディングに絶句。
3月9日(土) 公開映画

革命前夜
フランスの文豪スタンダールの代表作「パルムの僧院」を基に、イタリアの鬼才ベルナルド・ベルトルッチがメガホンを取った青春作。左翼思想にとりつかれたブルジョワの主人公が、親友の死や許されぬ恋に苦悩しながら自己を模索する姿を描く。ベルトルッチ監督の自伝作とされている本作で主演を務めるのは、『死んでいるのは誰?』のフランチェスコ・バリッリ。現実と理想の間で揺れる若者のやり切れない日々を画面に焼き付けた若き俊英の実力に驚く。

殺し
わずか21歳という若さで初メガホンを取った、ベルナルド・ベルトルッチ監督衝撃のデビュー作。『アラビアンナイト』などで知られる異才ピエル・パオロ・パゾリーニの原案を基に、ある殺人事件に絡む容疑者たちの供述をフラッシュバックを用いて映し出す。主演はフランチェスコ・ルイウやジャンカルロ・デ・ローザら無名の役者たち。本作が処女作とは思えないほど完成度の高い作品を生み出したベルトルッチ監督の才能にうなる。

キャビン
バカンスで大騒ぎする若者たちが恐怖に陥れられる定番の展開を、あえて覆すことに挑戦した異色のスリラー。出演は、『ハプニング』のクリステン・コノリーや『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンスなど。『クローバーフィールド/HAKAISHA』の脚本を担当したドリュー・ゴダードが本作で監督デビューし、共同脚本に『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が名を連ねる。ホラーの王道から一転、モニタールームの存在が明かされて以後の怒どうの展開に目がくぎ付けになる。

映画ドラえもん
のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)
ひみつ道具が展示されている博物館を舞台に、ドラえもんたちが冒険を繰り広げる、人気シリーズ「ドラえもん」の劇場版第8作。ドラえもんの鈴を盗んだ怪盗DXの手掛かりを追い求め、ドラえもんやのび太が未来に存在する「ひみつ道具博物館」へと向かい活躍する様を活写。ゲスト声優として松平健が、怪盗DXを追跡する22世紀の刑事、マスタードの声を担当。ひみつ道具職人を夢見る少年との友情や、のび太のシャーロック・ホームズ張りの活躍、ジャイアンやスネ夫に訪れる大ピンチなど、劇場版らしく見どころ満載の展開に期待。

METライブビューイング/ヴェルディ《リゴレット》
世界有数のオペラハウス、メトロポリタン歌劇場の2013年2月公演のオペラを映像化。作曲家ヴェルディの著名な作品でイタリア・オペラの代表作である「リゴレット」を、舞台を16世紀のイタリアから20世紀初期のラスベガスに移した斬新な新演出で贈る。不気味な道化師リゴレットをジェリコ・ルチッチが演じ、身分違いの恋におぼれる娘ジルダをディアナ・ダムラウが担当する。トニー賞受賞の演出家マイケル・メイヤー演出による新たな試みや、劇中に流れる名曲「女心の歌」など、大胆で圧倒的な舞台が期待される。

蟻が空を飛ぶ日
ダイヤモンドの月』『小鳥たちのいない花園』で注目を浴びるも、長らく映画製作から離れていた野火明が久々に放つ監督作。暗殺者となった若い男女が、殺伐とした世界を生き抜きながら惹かれ合う姿を追い掛けていく。『サークル○サンクス』の黒田耕平が、東大生と暗殺者の顔を持つ主人公を力演。彼と出会ったことで暗殺者となるヒロインには、『梅田優子の告白』の折原怜がふんし、唯一無二の存在感を放っている。予測不可能でスピーディーな展開に加え、鮮烈なバイオレンス描写にも圧倒される。

千年の愉楽
昭和の作家・中上健次が故郷・和歌山を舞台に書いた小説を、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』『キャタピラー』の若松孝二監督が映画化した人間ドラマ。若い男たちの奔放ながらも悲しい生と性を、この地で見つめ続けた老女の視点で描き出す。出演者は、『キャタピラー』の寺島しのぶのほか、高良健吾、高岡蒼佑、染谷将太など実力派俳優たちが顔をそろえる。常に衝撃的な作品を発表する若松監督だけに、ストーリーはもちろん俳優たちの見せる新たな一面にも期待が持てる。

愛、アムール
第65回カンヌ国際映画祭で、最高賞にあたるパルムドールに輝いたヒューマン・ドラマ。長年にわたって連れ添ってきた老夫婦が、妻の病を発端に次々と押し寄せる試練に向き合い、その果てにある決断をする姿を映し出す。『ファニーゲーム』『白いリボン』の鬼才ミヒャエル・ハネケが、沈痛かつ重厚なタッチで追い詰められた老夫婦が見いだす究極の愛を浮き上がらせていく。『Z』『消される男』のジャン=ルイ・トランティニャン、『トリコロール/青の愛』のエマニュエル・リヴァと、フランスが誇るベテラン俳優が老夫婦を演じているのにも注目。

ベラミ 愛を弄ぶ男
『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンを主演に迎え、文豪ギイ・ド・モーパッサンの長編小説「ベラミ」を映画化。19世紀、パリのブルジョア社会を舞台に、恵まれた容姿を武器にのし上がって行く青年のな野心を描く。タイプの違う貴婦人を演じるのはユマ・サーマン、クリスティン・スコット・トーマス、クリスティナ・リッチ。美女たちに愛されながらも満たされない主人公の陰のある表情にぞくりとする。

あれから
「ケータイ刑事(デカ)」シリーズなどの異才・篠崎誠が監督を務め、都内で東日本大震災を体験したヒロインの心の揺れを映し取る人間ドラマ。東京在住の主人公と被災地で生活する恋人との間に生じる距離感やずれを浮き彫りにする。モデルとしても活躍する『孤独な惑星』の竹厚綾が主演を果たし、その恋人を『ロストパラダイス・イン・トーキョー』の礒部泰宏が演じている。忘れられない悲劇を基に描かれる、さまざまな人々の大事な相手との思いが詰まった物語に心打たれる。

メッセンジャー
戦死した兵士の遺族に第一報を伝えるメッセンジャーに就くことになった若手兵士の苦悩を描き、世界各国で絶賛された戦争ドラマ。リアルな戦闘シーンではなく、戦死を伝える側と遺族側の悲しみや混乱を描写することで、戦争の悲惨な現実を浮き彫りにする。メッセンジャーを『パンドラム』のベン・フォスターと、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたウディ・ハレルソンが熱演。さらに『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』のサマンサ・モートン、個性派のスティーヴ・ブシェミが脇を固める。

魔女と呼ばれた少女
アフリカの少年兵問題をテーマにしたドラマ。紛争が泥沼化する一方のコンゴ民主共和国を舞台に、拉致されて反政府軍の兵士となった上に亡霊が見える力に目覚めた少女がたどる波乱の運命と恋の行方を見つめていく。メガホンを取るのは、カナダのキム・グエン。ヒロインのコモナには、監督が自ら選んだ新星ラシェル・ムワンザ。機関銃を構える兵士と恋に胸を弾ませる少女、二つの顔を見事に演じ切り、ベルリン国際映画祭とトライベッカ映画祭で主演女優賞を受賞している。幻惑的な映像も見どころだ。

ベルトルッチの分身
『ラストエンペラー』などの巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が、ロシアの文豪ドストエフスキーの「分身」を自己流にアレンジした異色作。内気な青年と、冷酷な殺人者の顔を併せ持つ主人公が次第に二つの人格に引き裂かれていく苦悩を表現する。壊れていく若者の痛みを繊細な演技で体現するのは、『グッバイ・モロッコ』などのピエール・クレマンティ。ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠が使った手法をちりばめてた、幻想的で魔術的な映像と熱気に圧倒される。

ザ・ワーズ 盗まれた人生
『世界にひとつのプレイブック』などのブラッドリー・クーパー主演によるドラマ。他人の原稿を自分の作品だと偽って成功を手にした小説家の苦悩と、その果てに待ち受ける運命を映し出していく。メガホンを取るのは、『トロン:レガシー』の脚本チームを務めたブライアン・クラグマンとリー・スターンサールの気鋭コンビ。盗作によってつかんだ名声に苦しむ主人公をブラッドリーが熱演。ジェレミー・アイアンズやデニス・クエイドら、実力派たちの共演も見どころだ。[
新宿映画酒場 ★ シネマバー ★ 映画BAR
看板のない誰も知らない小さな隠れ家
【うちのBARのことは誰にも話さないでくださいね♪】
19時よりロードショー(笑)
