仕事を終えて帰宅すると…なにやら家の中がバタバタしている。
不審に思いながらリビングのドアを開けると、何かとやりとりしている父と子がそこにいました。よく見てみると…
ねこーーーーーー!!!!!
ネコガイテル…知らない仔がいてるよ…
一瞬で
もしかしてお嬢が拾ってきた?→いやでもそこまでバカ(色々考慮できない・浅はか)ではないだろう?→でもでも、実際いてるってことは…→え?もしかして預かってっていわれて連れてきた?
などなど、頭の中をグルグルまわる色んな考え。
私の帰宅に対しては「おかえりー」と言うだけで、父子で猫に餌や水をとらせようと必死に関わってる。そして旦那ちゃんは「もう勝手にしたらいいや」と、若干あきらめモード。
いや、誰か何か説明してよ。もしかして、旦那ちゃん公認で(もしくは父子一緒に)拾ってきた?
と、全く説明がないまま過ごす父親と子どもがそこに。
ご飯を食べながら、やっとお嬢に「どうしたの?」と聞くと…
野良ネコちゃんに餌をあげている友だちのお家があって、そこで野良ネコちゃんが出産した。その家の敷地内ではあるものの、隠れて出産していて、すぐには保護できず。その日の夜、雨が降って気温も下がったので、もしかしたらもたないかもと思っていたところ、次の日に子猫が泣いている声がするということで、その仔を保護した。保護したものの、そこのおうちには先住猫がいるので、これ以上飼えない。
という事情をそこのおたくのお子さん(お嬢の同クラス友だち)から聞いて、だったら私欲しい!と、もらってきた。
という流れだったそうで。(==;)
もらってきても良いか相談されてたら、確かに「無理」と言ったと思うし、現に連れて帰ってきてしまったら「返して来なさい」とは言えない。生き物だしね。
お嬢に「返してきなさいって私に言われたらどうするつもりだったの?」と聞くと、「それは言われないと思ってた」と。どんな自信だよ!
つっこみどころはたくさんあって…というか、あり過ぎて、頭の中色んなことがグルグル、グルングルンしたけれど、もう連れて帰ってきてしまったものは仕方がない。
即、猫飼いのお友だち数人にLINE送信!しつつ、ネットで情報収集。とりあえず、当日のトイレは段ボール+びりびり新聞紙敷き詰めで簡易的なものを作成し、ご飯はいただいてきたものをお皿にのせてみた。
ただ、写真のように、おびえきってしまい、シルバニアファミリーの家から出てこない。結局、夜中にちょこっと顔だけ出して、餌のお皿にあったウェットフードをぺろぺろ。
そんな中、前職場の先輩が電話をかけてきてくれて、猫飼いの基本と、注意事項などを教えてくれ、「明日職場来れるなら、使っていないトイレとかおもちゃとか譲るよ~♪」と言ってくださった!なんとありがたいことかしら。
とりあえず、まずは早急に病院に行かなければいけないということ。こちらはネットで調べると、幸いにも比較的近くに何軒かある。帰宅時間と診療時間を比較すると、行けるのは早くて週末かなぁ…。行けたら早くに行きたい。
猫も犬も好きなんだけど、一生「飼う」ことはないんだと思っていた私。頭にまず浮かんだのは、もう1人子どもを育てる経済力が我が家にはないよね?ということ。それに保険があるにしても万が一病気になった時の治療費は半端ないと聞くし…とりあえず不安しかありませんが、頑張って稼ぎましょう。
とりあえず、初期費用(病院の健診代・治療が必要であればその治療代・初回ワクチン代・駆虫剤投与代・トイレやトイレ砂等の物品)は、お嬢に出してもらいます。許可なく連れて帰ってきたのだから、それぐらいは責任負ってもらわないとね。
重々、「2回目はないからね!」と言い聞かせて…
名前つけなきゃいけないねーっと言うと、「くっぴー♪だよ!」と。もう既に決まっていました(笑)
これからよろしくね、くっぴーちゃん。
あ、オスかメスかも分からないな。。。