Amadana Music CDプレーヤー
https://www.makuake.com/project/amadanamusic-cd-player/
LXV-OT7はお布施レスで浮いたお金でアルミ無垢製ツマミ(Φ30mm)に交換。
makuakeクラウドファンドで登場したAmadana CD Player、木枠製筐体、自称有機ガラス天板にAmadanaらしい洒落たデザイン、LUXMAN LXV-OT7に最適と言わんばかり。
さて、そのAmadana Music CDプレーヤーの実力をみてみましょう。
①デジタル光出力搭載
光デジタル出力はサンプリング周波数32KHzのダウン・サンプリング機能を標準装備。
他のサンプリング周波数は選択出来ないので、初心者でも設定に迷うことなし。
著名なDAコンバータを接続しても、常にFM音質を約束。
とげとげしいCDの音が、まろやかなこじんまりしたFM音質で楽しめます。
また、ヘッドフォン・ボリュームの音量調整連動と変換満載のデジタル出力。
アナログ・ライン音声出力端子はなく、ヘッドフォン音質は期待できない。
この為、光デジタル出力端子に期待して購入。
FM音質でCDを楽しめるとは、全くの予想外。
得した気分か、損した気分かは購入した人次第。
②Bluetooth搭載
電源が切れるたびに受信側とペアリングが必要。
また、時々途切れるブツブツ音も重複。
ひと手間感とクラッチ音風のブツブツ音で、アナログ・レコード感を醸し出すニクイ演出。
ペアリング時間も長めなので、スローライフを満喫できます。
③有機ガラス(自称)の天板
プラスティック製天板は手で触れるたびにキズが付くので、早期に使用感を再現。
また、その手間を省けるように、保護ビニールをはがした時点、あらかじめ細かいキズが無数にあり。
手に入れた瞬間から、中古チックなレトロ感を実現。
有機ガラス≠天然ガラス。また、最近のキズ付かない表面処理を施したプラスティックとは全く無縁。
自由奔放にキズを楽しめます。
また、そのガラスならぬプラスチック製天板は常に2~3mm浮き、完全に閉まらず。
パカパカするので、木製感と相まってカスタネットにもなります。
横から自由に埃が入り、CDと融合します。
④ギャップレス非対応
ライブが曲間途切れ、インターミッション(休憩)感を堪能できます。
⑤LED表示は暗めに表示
暗闇でも眩しいいことなくもなく、音楽鑑賞に没頭できます。
勿論、デジタル出力は32KHzサンプリングのFM音質を約束。
⑥エンファシスCDディスク未対応。
「家で眠っているCD資産を、今出回っている希少音源を、今の、そして自分のスタイルで、楽しむためのプロダクト。」と宣伝文句。
家で眠っていたCBSソニー、東芝EMIの初期のCDを再生すると、トーンコントロールのトレブル(高域)ツマミをめい一杯回し切ったホワイトノイズ満載の甲高い音を楽しめます。
CBSソニー、東芝EMIの初期CDはエンファシスのかかったCDなので、再生にはCD Playerでディエンファシス(エンファシスの逆処理)を施します。
当然ながら、CD Playerにデエンファシス機能は¥2,000台で購入できるポータブルCD Playerでも、当たり前の標準機能。
エンファシスCDディスク未対応とは、デザイン志向のにわか家電屋さんならではの自由な発想、完全に脱帽です。
CD Playerの規格を完全無視し、トーンコントロールをめい一杯回す輩さんに最適なニクイ設計?
パソコンあがりの設計屋さんが設計すると、デエンファシス処理の為の認識フラグの存在を忘れがち。
たまに忘れるメーカーは、恥をかきながらも後日対応を実施。
参考までにエンファシス未対応機器後日談
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/436806.html
⑦スローライフなサポート体制
返事がいつ戻ってくるのか、ドキドキ感を堪能できます。
同業のクラウドファンディング系なんちゃって家電メーカー_UP・Q社を連想します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/UPQ
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様々な魅力的機能満載のAmadana Music CDプレーヤー、モルモット精神旺盛のみなさん、おひとついかがでしょうか?
https://togetter.com/li/1359583
従来の大手家電メーカー製品とは、まったく異なる文化を身をもって体験できます。