今年もあと数時間、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

ステレオ時代 Vol.8 付録基板のアンプA-10SGも無事完成。
そして、当初念願のバッテリー駆動に相成りました。

採用したバッテリーは大自工業メルテックSG-3500LED。

 

 

当初、同社のSG-1000を検討していたのですが、気が付くと価格も¥1,500近く高くなり、折角なのでSG-3500LEDを購入しました。

予算を奮発、非常用電源としても使えるので良しとします。

 

SG-3500LED
http://www.daiji.co.jp/products/product01/sg-3500

SG-1000
http://www.daiji.co.jp/products/product01/sg-1000

 

いずれも共通点は…。

 

1) DC12V出力がバッテリー直出力の為、余計な電源回路を通さずクリーン電源。
2) バッテリー・ユニットが寿命の場合、市販品と交換可能。

 しかも、秋月電子で安価で入手可能。

 

モバイル・バッテリーを含め、この手のバッテリーは大概リチウムイオン・バッテリー。
リチウム・イオンの場合、セルが寿命時、製品丸ごと交換と環境破壊的。

また、12V出力時、大概DC-DCコンバーターを通しているので、クリーン電源とは言いにくく採用却下。
SG-3500LEDもAC100V出力やUSB-DC5V出力などの機能もありますが、いずれもOFFが可能。

ノイズ・メーカーな回路を落とせるので、クリーン電源。


注意点として、バッテリー切れを起こさないこと。

鉛式なので、バッテリー切れはバッテリーの寿命を大幅に短くします。

 

また、最大の難点として、物理的に大きく重いこと。

普段、携帯電話のモバイル・バッテリーとして使うには、服のポケットに入らない。

A-10SGがCDジャケット・サイズなのに対して、SG-3500LEDはLPジャケット・サイズと巨大。

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大電流の直出力だけに力強く、かつ、クリーン電源の為、繊細にA-10SGを鳴らすことができます。

A-10の名に恥じることなく、A-10の文字通りサンダーボルト化します。


折角、A-10SGを組まれた皆様方、わざわざノイズ・メーカーで音が陳腐なスイッチング方式のACアダプターを使うのは勿体ないです。

バッテリー駆動で楽しまれることをお勧めします。
可能であれば、リチウムイオンではなく鉛シールド型を推奨。

 

¥7,000 (SG-1000) ~ ¥12,000 (SG-3500LED) 程度で購入できるので、高価なバーチャル・バッテリー電源よりオススメです。

バーチャル・バッテリーは、あくまでバーチャルです。

リアル・バッテリーには敵いません。

 

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A-10SG当初の計画に、オペアンプの代わりに蛍光表示管NuTubeを考えていたのですが、利点が思いつかず見送り。

A-10SGはともかく、NuTubeの利点を生かせる良いアイデアは…?