STEREO誌12年1月号の付録であるD級アンプLXA-OT1ですが、基板ギリギリの大きさでケースに入れると本当に手の平サイズ。


接続する音源として最適なのは言うまでもなくUSB-DACのLXU-OT2ですが、いちいちPCを立ち上げるのが面倒。


気楽に楽しむのに最適な小型MP3プレイヤとして、物色したのがAitendoのMP3プレイヤ。

http://www.aitendo.com/product/5360


LXA-OT1の小判鮫として最適

☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-Aitendo MP3プレイヤ(LXA-OT1と)


フルセットで¥2,380(税込み)
☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-Aitendo MP3プレイヤ(部品一式)


しっかりしたアルミケースにカード・リモコンが付いて、気になる価格は¥2,380。

実は購入したのは半年近く前の去年の年末。組んだのは先週5月22日(水)。


この時に一緒に購入。

↓↓

http://ameblo.jp/uchiday0714/entry-11415505562.html


作ると言っても、単に操作基板にスイッチとLEDとケーブル、IR受光センサを半田付けするだけ。

操作基板の半田付けを行う際は、必ず前面パネルを取り付けてから半田付けをしないと綺麗に取り付けられません。


操作基板への線材取り付けは半田による直配線
☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-Aitendo MP3プレイヤ(基板)


更に注意しないといけないのが、あくまで中国品質。


自動挿入機で取り付けられている部品は精度が高く取り付けられているけど、DCコネクタやヘッドフォン・コネクタ等、手付け部品は曲がって取り付けられているので、半田付けで修正しないとケースに入りません。


メイン基板も少しヤスリで削らないと、パネルがはまりません。

削った基板も、削ったところを絶縁テープを張らないと、アルミのパネルに短絡します。

と言った、こまめな修正が必要です。


また、例によってaitendoなので、組込手順書等のマニュアルは一切ありません。


気になる音質ですが、ヘッドフォンで聴くと低音が思いっきり出ません。

これはカップリング・コンデンサC19、C20の容量が小さいからなので、220~470マイクロ程度の電解コンデンサに交換すれば向上すると思います。


MP3メイン基板
☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-Aitendo MP3プレイヤ(メイン基板)


しかし、この小さめのコンデンサ故、ライン出力用のプレイヤとして用いるには最適。

このままLXA-OT1に接続すれば、結構イケます。

思ったより音質も良く、十分楽しめます。


イコライザはE90がフラットの様です。

音声レベルは最大のU32にしても少々小さめ。

時間があれば、各種測定してみたいと思います。


尚、再生フォーマットはMP3のみ。

USBメモリ、SDカードが使えますが、HDDやカードリーダは不可でした。

電源はLXA-OT1のACアダプタが、そのまま使えます。