LXU-OT2用USBセルフパワー・アダプタを作ってみました。

セルフ・パワーと言っても、PCM2704のセルフパワー・モードのことではなく、PCのバスパワーを使わない外部電源アダプタ。


一昨年購入したAC8V-0.5A(東映無線J-0805 ¥620)の電源トランスが持て余していたので、使わない手はない。

新たに購入したのはタカチのプラスチック・ケースSW-85(¥160)とLED付き電源スイッチ(¥150)、8200マイクロ16Vの電解コンデンサ(¥50)程度。


ケースの大きさは、W60xH40xD85と手の平サイズ。


☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-手の平サイズ


電源トランスのAC8V出力をブリッジ・ダイオードで整流、電解コンデンサで平滑後、三端子レギュレータICによる5V安定化、出力に100マイクロのOSコンデンサ、0.1マイクロのフィルム・コンデンサによるパスコンと言うシンプルな構成。



☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-内部配線


写真右端の熱収縮チューブはヒューズが内蔵。

阪神タイガース・カラーの線材は電源スイッチのLED用。

放熱器はWOWOWデコーダから取り外した再利用品。
PCからのUSB信号はそのまま素通し。



PCからUSBケーブルで背面のコネクタに接続、背面の灰色のUSBケーブルをUSB-DACに接続するだけ。

餌食になったUSBケーブルは音響製USBポートND-S1に付属のモノ。

信号ラインこそAWG28と細目の線材ですが、電源ラインはAWG24と案外太め。

USBケーブル信者ではないので、コレでよしとします。


☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-LXU-OT2と


PCからのノイズまみれの電源から解放され、より鮮明な音に酔いしれます。

むしろ電解コンデンサやオペ・アンプ交換よりも音質改善します。


DigiFi/OlasonicのUSB-DAC D級アンプやVICS製USB-DACによるPCM2704のセルフパワー・モード改造以来の感動モノです。



LXU-OT2用とうたってはいるものの、実はDigiFi/Olasonic USB-D級アンプの方が激変します。

トランスが0.5Aとは言え、PCからの貧弱な電源ラインと違い、遙かに低音の歯切れの良いこと。