先日の台風15号で大損害を受けたビニールハウスですが、トマトを栽培中のビニールハウスも半分が壊れてしまいました。
しかし、生き残ったビニールハウスでは、トマトが最盛期を迎えています。
ここ数年、ネコブ線虫や連作障害などの原因で出来が悪かったトマトですが、夏場に太陽熱消毒をしたり、緑肥を栽培したりして土壌改良に努めてきた結果、今年は比較的出来が良いです。
我が家の畑はカリウムが不足しがちで、トマトの色上りが悪くなることが多かったのですが、定期的にタキイ種苗の『トマト元気液肥』を潅水の際に流しているお陰で、トマトの色上りも改善し、まずまずの出来です。
ビニールハウスが倒壊ししてしまったところも、トマト自体はまだ健在です。
そこで、もったいないので倒壊してしまったところも、収穫できるトマトは倒壊したハウスの下に潜り込んで収穫しています。
しかし、完全に倒壊し、入ることが出来ない区画では収穫できないトマトが大量に残されてしまっています。
今年は出来が良かっただけに非常に残念です。
台風の影響でビニールハウスのビニールが完全に破けて露地栽培状態になってしまったところも、ここ数日雨が少なかったお陰で今のところ病害虫の影響も少なく、トマトの収穫が出来ています。
しかし、ビニールが無いため、害虫が入り放題になってしまっており、一部の区画でオオタバコガが発生してきています。
この先、どこまで収穫できるかわかりませんが、収穫できる間は粘って収穫を続ける予定です。
ビニールハウスが壊れてしまったところも、今後公的支援等も活用し、再建をする予定です。
そのため、現在はトマトの収穫の合間に倒壊したビニールハウスの撤去を進めています。
来年のメロンの作付けまでに少しでも多くのビニールハウスを再建できるように、時間との戦いです。
それでは。
