お久しぶりです。
少し朝晩肌寒くなり、過ごしやすい気候になってきましたね。
そんな私は夏生まれだからか、
冬に向かって涼しくなっていくこの寂しい感覚があり、
どうしても苦手な少し変わり者です。笑
少し子育てにも余裕が出てきて余暇時間も楽しむことができてきました。
そんな私の最近ハマっているものは朝ドラ。
「あんぱん」を途中から見ていたのですが、
その習慣から次の朝ドラの「ばけばけ」も楽しく見させてもらっています。
〜〜〜〜〜〜ここからネタバレ要素入ります〜〜〜〜〜〜〜
そんな「ばけばけ」なのですが、
松江の没落武士の松野家が娘のおトキちゃんのために
お見合いに奔走しています。
この松野家は武士の家系でお父様とお祖父様が武士のプライドからか
明治の時代になってもなかなか髷を落とすことができません。
もちろん縁談の場にも、髷に袴といういでたちで登場。
そんな格好で現れるものですから、お相手はびっくり仰天!
おトキちゃんには何の問題もないのに、縁談は結局なかったことになってしまいます。
おトキちゃんの将来は、お父様とお祖父様の“誇り”によって打ち砕かれてしまうのです。
この場面を見て、私はふと自分の父を思い出しました。
うちの父は、まさに「THE・昭和」。
一人娘の私を、特に事業もないのに“跡取り”──土地とお墓を守る人として──幼いころから育ててきました。
「跡を取るなんて、今どきそんな考え…」と思う方もいるかもしれません。
でも父は、昔の考えを手放せない“髷を結った武士”なのかもしれません。