ご先祖様は茄子の牛に乗ってゆるり彼岸へと戻られ、
終戦記念日には
DVDを借りて映画鑑賞。
『父と暮らせば』
原作:井上ひさし 監督:黒木和雄
出演:宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信
広島の原爆投下から3年。
自らも被爆し、父や友人を亡くした主人公(宮沢)が
生き残ってしまったことに罪悪感を抱きながら
ひとり静かに暮らしている。
心惹かれる青年(浅野)との出逢いも
自分は恋などしてはいけないと
幸せになることを拒否しようとする。
ある日、父(原田)が亡霊となって主人公の前に現れて…
宮沢さんの可憐な美しさと丁寧な演技、
原田さんの飄々としていながら
迫力ある演技に胸をうたれました。
戦争がもたらす、愛する人との惨い別れ。
それを乗り越えて、生き続けることの尊さ。
血まみれの残虐シーンではなく
市井の人の苦悩を描きながら
静かな怒りをもって反戦を訴えています。
今年は戦争をテーマにした作品が数多く公開されるとのこと。
95歳になる新藤兼人監督の、自身の戦争体験をもとに描いた
『陸(おか)に上がった軍艦』(@渋谷「ユーロスペース」)は
近々観に行くつもり。
できるだけ正しい歴史認識を持ちたい…
そんな思いが一層強くなる八月です。






