先日も同じタイトルでブログを書きましたが

今日はまた、ちょっと解説をね(*'∀`*)v





皆さん『鬼平犯科帳』って知ってますか?

 


作者は池波正太郎先生。

亡くなられてもう四半世紀になるんですね( っ△`)

↑ こちらが池波先生です♪(/ω\*)





鬼平犯科帳ってどんな話なの?

ってたまに聞かれるのでね

かーなーりー、ざっくりとした説明をすると。



かつて地元じゃ『鬼』と呼ばれた名うてのワルが
江戸の特別警察の長官になって
部下や昔の仲間といっしょに
強盗、窃盗、放火犯なんかを取り締まるという
ヤンキーせんせい とか GTO寄りな←本当かw?


時代劇です(  ̄▽ ̄)。グッ







エピソードの殆どは創作ですけどね

実在した人物なの。




その名は


長谷川平蔵宣以
(はせがわ へいぞう のぶため)


昔はワルかったらしいけどれっきとしたお旗本。

就いてた役職が火付盗賊改方(ひつけ とうぞく あらためかた)
長官というわけ。








悪人からは

鬼の平蔵と恐れられ
(だから鬼平なんだよ(^^)



作中で部下からは敬意をこめて

長官(おかしら)と呼ばれておいでです。
 






洞察力、判断力にすぐれ

現場の責任もきっちり負い

知らずに出会ったり、捕らえられた盗賊までもが

この長官に敬服してしまい

中には命懸けではたらく※密告者に

なってしまう盗賊もいるほど

人間的魅力を備えておられます。
密告者=作中では密偵と呼ばれています。スパイがバレたらどうなるかは皆さまご想像通り。
               盗賊からは狗(いぬ)と呼ばれ蔑みや憎悪の対象となります。
             







したがって


マニアは大概

(おかしら)と呼ぶのです(  ̄▽ ̄)






他にもね

出てくる料理がいちいち美味しそう、とか

家族、親戚、部下の暮らしぶりが書かれて~からの事件発生とか

デキる上司の以外な一面、とか

良かれと思ってしたことが裏目に出た苦い話


とか、普通の時代劇にはない

人間くさいお話しが色々、色々。




読むひとそれぞれに

くすぐられるツボが違うっていう楽しみもあります。





そんな鬼平犯科帳の世界ですが

実は我らが常陸国(現・茨城県)の地名や

出身者が出てくるのを知っていますか?





私もね
高校時代にコレ読むまで知らなかったんですけど…


馴馬…


馴馬…


馴馬…


馴馬…なれうま?Σ(゜Д゜)



って……



↑ ほんの30数年前のわたくし(  ̄▽ ̄)v

池波先生!!!
それ地元っす(σ≧▽≦)σ




馴馬の三蔵は盗賊なんですがね

粂八(くめはち)という古参の密偵と

色んな意味で濃いつながりを持つ人物なんです。




もともと好きだったところに

同郷のひと出されちゃったら

そりゃも喰いつくっしょ!!(*≧∀≦*)




そんな訳で、高校時代から

地元で鬼平ツアーしたいなって思いがありました。




それがこの秋叶ってしまうなんて!!




龍ヶ崎の武家屋敷にて…


さて、

この方は誰でしょう?(*^^*)



(つづく)