ニューヨークでしたかったことの一つに掲げていたブロードウェイでミュージカルを見る
と言うことで、アラジンを観たことは先日お伝えしましたよね
今回、ある意味アラジンより衝撃的だったのが、もう一つのブロードウェイ
オフブロードウェイです
チングがチングからオススメされたから観に行きたいと、言うので行ってきたよ
いやぁ、本当に衝撃的すぎる(笑)
アメリカだからできるんでしょーね
これ、16禁
日本未上陸だけど、もし日本上陸したらまちがなく18禁だと思う
というより、日本にもってくることは難しい作品なんぢゃないかな?
SLEEP NO MORE(スリープ ノー モア)と言う、新感覚体験型シアター
行かれる方は歩きやすい靴で行って下さい
そして出来るだけ荷物は少なくね
なぜなら、観客は座って観るのではなく、歩きまわるから
わたし、上手く説明できる自信がないけど、頑張ってリポートするね
まずシアターは、チェルシーにあるかつてホテルだった跡地です
地下1Fから地上6Fの廃ホテルに約100室あるお部屋が、いわゆる舞台です
上映?時間は2~3時間
なんだ?その差は?って感じでしょ?
観客は、そのホテルのお部屋を各自が自由に観てまわります
基本、真っ暗
まるでお化け屋敷だよ
そして観客はチェックイン(受付)する時に白い仮面とカードを渡されるの
話が前後するけど、このミュージカル、シェークスピアの悲劇「マクベス」がベースになっていて、私たちは見えざる者(アノニマス)として物語に参加するシステム
なので、観劇中はずっと白い仮面を被るわけ
ボケてるけど、この仮面ね
そして渡されたカードが
uccaはの8。
この番号が呼ばれるまで、バーでカクテル飲みながら待機してます
なので、一緒に行っても番号が離れると同じタイミングで参加できないなんてことも!
uccaは無視してチングについていったよ
↑全くカードの意味がない(笑)
病院みたいなお部屋や、お家のリビングのようなお部屋、ライブラリーやら…とにかくマクベスの世界をさまざなな角度から表現してます
観客はインテリアに触ったり、座ったり、寝転んだり、とにかく自由
そんな中、突然、キャストたちが演じ始めるからびっくり
100室近くのお部屋の至るところで、パフォーマンスが始まっていて
どのタイミングで、どのパフォーマンスに巡り合うのかは、その人次第
ずっと一人のキャストにストーカーのようにつきっきりで観てまわるヒト。
館内を自由に歩き周りながら、たまたま出くわしたパフォーマンスを観るヒト。
よく分からないけど、勢いよく駆け抜けるキャストを必死に追う観客の渦に巻き込まれるヒト。
本当にその名の通り新感覚体験型シアター
いつ終わりがくるのか?
どうやったらココから出られるのか?
そもそもこの物語に終わりがあるのか?
全く分からない(笑)
しかも、どこがどこかも分からない(笑)から、はぐれたら完全迷子だよ
とにかく約2時間半走り回って疲れた
途中同じパフォーマンスに遭遇したり、後半で初めて出くわすパフォーマンスがあったり、予測不能なミュージカル
ちょっとネタバレになりますが…
お風呂に入るシーンがあって、いきなり目の前でキャストが全裸になるのっ
きゃーーすっぽんぽん
彼以外の男性の裸体をあんなに間近で堂々とみること、そうそうないわ
もちろん?女性のヌードも目の前にハイ ドーンと現れてタジタジ。
↑全く芸術センスの乏しいucca
最後のシーンは、あ!コレがラストステージなんだねとちゃんとわかる仕組み
そして、uccaは何故かキャストに連れ出され、あわてて追いかけてくるチング
ぽっぽ(ちゅっ)されたー
最初にウェイティングしていたバーに戻ると、JAZZ LIVEが
↑そこ??
観終わったら深夜2時半を過ぎてました(笑)
とにかく、今迄に経験したことのない作品だし、日本上陸してもおそらくこのスケール感で観ることはできないんぢゃないかな?
へぇー!こんな見せ方があるんだと新鮮。
それに観るヒトによって物語は変わるし、観るたびに新しい発見がありそう
なので、とてもリピーターが多いんですって。
uccaはね…もぉお腹いっぱい(笑)だけど、ニューヨークで観られて良かった
この舞台を考えたヒトは凄いと思う
ニューヨークに行ったら、SLEEP NO MOREヨロブンもいかがですか??
金土曜日は夜中までやっているので、有意義?にニューヨークを楽しめるよっ