リクナビの煽りは正か悪か。この状況を変えるための方法はこれしかない。
久々のブログです。
なぜリクナビは就活生を追い詰めるの?
という記事が話題で、新卒採用や学生の就活に7年くらい関わっている私の考えをまとめてみたいと思います。
■そもそもエントリーとプレエントリーは違う
「エントリーを70、80以上しないとだめだよ!周りの就活生や先輩はあなたよりもっとエントリーしているんだよ!」というような画面がリクナビマイページに存在するのは、就活生を不安にさせる!という意見が多くあります。
まず、これに関しては多くの方が勘違いしているようなのであえて説明しますが、エントリーとプレエントリーは異なります。
プレエントリーはリクナビから、さくっとボタンひとつでできたりするもので、実際に企業にESを提出したり、説明会に参加するという“本エントリー”とは異なるもの。
なので、70,80という数にエントリーシート出している訳ではありません。
■リクナビは人材事業じゃなくて広告事業
人材企業という認識が強いですが、ことリクナビに関しては求人広告の事業です。企業からお金をもらって情報を掲載するビジネスモデルで、広告事業で求人というコンテンツを扱っているということ。そのため、掲載企業を良く見せるのはその他業界に存在する、飲食やグルメ、結婚式等々のメディアと同じ。
もちろん、人の人生に関わるコンテンツではあるので、「いいことしか書いてない」ということに批判が集まるのは当然なのですが、リクルートからすればいちメディア事業としてこうせざるを得ない訳ですね。
誇大した表現や、特定のクラスタを排除するような言い回しは規定上できなかったり、意外と文言や写真のレギュレーションは厳しかったりします。
■リクナビが煽るのは何故?
これはリクルートが儲けたいから!ということも多分にあると思いますが、正直人気ランキングやエントリー数をKPIとしている人事部の存在があるということもあります。
リクルートだけが煽りたいのではないと思います。
それに、煽らないと動かない就活生もたくさんいるのは事実。
■こういった煽る見せ方は正?悪?
どの観点から見るかによるとは思いますが、全就活生の中からより多く入社させる人を増やすというマクロな観点だけから見れば、エントリー数を増やさせることは数の論理で内定が増えることになり、内定が増えれば、入社に至る人が増えるので、合理的であるとも言えます。
もちろん、無駄に就活生いち個人というミクロな観点から言えば、焦燥感を煽られるだけでやめてほしいという意見もあるのは当然だと思います。
■どうすればいいの?
グルメ口コミサイトの口コミがステマで、それを信じていったらすごいまずかったとか、美容院探そうと思って行ったら見た目より全然汚かったとか、広告に「騙された!」と思うことってよくあると思いますが、大枠から言えばこれと同じ話で、情報を受けた側が取捨選択し、自分の五感でそれを確かめるしかありません。
今の時代は広告以外で、企業の情報を手に入れる方法は増えて来てますから(SNSしかり口コミメディアしかり)そういうものを活用するというのが一点。
■そうは言われても、学生が企業の情報を精査するのは難しいのでは?
という、意見も多いと思います。
それに、リクナビが例え煽りをやめたとしても就活生が、就職がうまくいくことには直接繋がらず、根本的にこの就活市場のゆがみは解決されません。新卒一括採用という仕組みもそうは変わらないでしょう。
■インターンやればいい
私は一番の解決策として、学生はとにかく就活が始まる前に、できるかぎりインターンなど半年とか経験して自らの社会への見方とかを養えばいいと思います。
インターンを義務化していくくらいの流れを創れればすごいなと。
ただ、インターンを長期で受け入れる体制が整ってる会社は少ないので、そこが今ネックだなと感じています。
インターンをたくさんの学生がやれば、根本の解決にも繋がるはず。
現に、私たちがサポートしている学生でインターンを経験している人の多くは、納得できる就活をしていますし、活躍しています。
長期でインターンを受け入れられる経営者の方、人事の方、インターンやりましょう!!
ということで、さくっと意見をまとめてみました。
なぜリクナビは就活生を追い詰めるの?
という記事が話題で、新卒採用や学生の就活に7年くらい関わっている私の考えをまとめてみたいと思います。
■そもそもエントリーとプレエントリーは違う
「エントリーを70、80以上しないとだめだよ!周りの就活生や先輩はあなたよりもっとエントリーしているんだよ!」というような画面がリクナビマイページに存在するのは、就活生を不安にさせる!という意見が多くあります。
まず、これに関しては多くの方が勘違いしているようなのであえて説明しますが、エントリーとプレエントリーは異なります。
プレエントリーはリクナビから、さくっとボタンひとつでできたりするもので、実際に企業にESを提出したり、説明会に参加するという“本エントリー”とは異なるもの。
なので、70,80という数にエントリーシート出している訳ではありません。
■リクナビは人材事業じゃなくて広告事業
人材企業という認識が強いですが、ことリクナビに関しては求人広告の事業です。企業からお金をもらって情報を掲載するビジネスモデルで、広告事業で求人というコンテンツを扱っているということ。そのため、掲載企業を良く見せるのはその他業界に存在する、飲食やグルメ、結婚式等々のメディアと同じ。
もちろん、人の人生に関わるコンテンツではあるので、「いいことしか書いてない」ということに批判が集まるのは当然なのですが、リクルートからすればいちメディア事業としてこうせざるを得ない訳ですね。
誇大した表現や、特定のクラスタを排除するような言い回しは規定上できなかったり、意外と文言や写真のレギュレーションは厳しかったりします。
■リクナビが煽るのは何故?
これはリクルートが儲けたいから!ということも多分にあると思いますが、正直人気ランキングやエントリー数をKPIとしている人事部の存在があるということもあります。
リクルートだけが煽りたいのではないと思います。
それに、煽らないと動かない就活生もたくさんいるのは事実。
■こういった煽る見せ方は正?悪?
どの観点から見るかによるとは思いますが、全就活生の中からより多く入社させる人を増やすというマクロな観点だけから見れば、エントリー数を増やさせることは数の論理で内定が増えることになり、内定が増えれば、入社に至る人が増えるので、合理的であるとも言えます。
もちろん、無駄に就活生いち個人というミクロな観点から言えば、焦燥感を煽られるだけでやめてほしいという意見もあるのは当然だと思います。
■どうすればいいの?
グルメ口コミサイトの口コミがステマで、それを信じていったらすごいまずかったとか、美容院探そうと思って行ったら見た目より全然汚かったとか、広告に「騙された!」と思うことってよくあると思いますが、大枠から言えばこれと同じ話で、情報を受けた側が取捨選択し、自分の五感でそれを確かめるしかありません。
今の時代は広告以外で、企業の情報を手に入れる方法は増えて来てますから(SNSしかり口コミメディアしかり)そういうものを活用するというのが一点。
■そうは言われても、学生が企業の情報を精査するのは難しいのでは?
という、意見も多いと思います。
それに、リクナビが例え煽りをやめたとしても就活生が、就職がうまくいくことには直接繋がらず、根本的にこの就活市場のゆがみは解決されません。新卒一括採用という仕組みもそうは変わらないでしょう。
■インターンやればいい
私は一番の解決策として、学生はとにかく就活が始まる前に、できるかぎりインターンなど半年とか経験して自らの社会への見方とかを養えばいいと思います。
インターンを義務化していくくらいの流れを創れればすごいなと。
ただ、インターンを長期で受け入れる体制が整ってる会社は少ないので、そこが今ネックだなと感じています。
インターンをたくさんの学生がやれば、根本の解決にも繋がるはず。
現に、私たちがサポートしている学生でインターンを経験している人の多くは、納得できる就活をしていますし、活躍しています。
長期でインターンを受け入れられる経営者の方、人事の方、インターンやりましょう!!
ということで、さくっと意見をまとめてみました。
vincaインターン ティザーサイトリリースのお知らせ
本日、vincaインターンという招待制のインターン紹介サイトのティザーをリリースしました。
普通のサイトと違い、こちらのインターンシップサイトの特徴として
①招待制であること
②インターンをする学生同士が繋がれること
③インターンをする学生にメンターがつくこと
の3点が挙げられます。
正式なリリースは7月1日を予定しておりますが、
先行して本日事前招待を受け付けるサイトをリリース。
https://intern.vinca.asia/
「招待を受ける」ボタンを押していただけましたら、
順次招待状をお送りいたします。
・大手じゃなくて、ベンチャーやスタートアップのIT企業で「成長できる」インターンをしたい
・インターンで成長している学生と繋がり、社会人になってもビジネスが一緒にできる仲間を探したい
・周りを圧倒するような成長をしたい。
そうした方には、必ずや成長できる環境を提供できます。
他社でインターンをしている学生同士のケーススタディ合宿や勉強会なども行います。
まずは、是非vincaインターンの招待登録を。
7月1日以降、他では得られない超優良インターンをご紹介します!
「成長をデザインする」サービスがとうとうスタートしていくことに、我々も心躍っています!
行動と考えで全て変わる
自分自身、レールというのがとにかく嫌いで、自らの考えと行動で積極的に切り拓くことが好きだからかもしれないが、最近ひしひしと人生行動と考えで全て変わるなと思う。
人間は周りがつくってくれた環境の中で、周りがつくってくれた目標を、自分がつくった目標かのように捉えて達成することでも、ある程度の満足ができるようになっているようだ。
でも、そこに満足を得られなくなった人や、欺瞞を感じる人は、自ら環境を創り、自ら目標を設定し、自ら達成していく方がよい。
自分の信念理念に直接的な行動をしていくことが、一番の正解のはず。一回しか人生ないから。
なにをするにしても、そこに自分で意味や価値を語れるように生きているほうが充実すると思うし、何のために生きているのかということも明確に持ちやすいと思う。
そういう充実のことを「楽しい」と言いたい。
人間は周りがつくってくれた環境の中で、周りがつくってくれた目標を、自分がつくった目標かのように捉えて達成することでも、ある程度の満足ができるようになっているようだ。
でも、そこに満足を得られなくなった人や、欺瞞を感じる人は、自ら環境を創り、自ら目標を設定し、自ら達成していく方がよい。
自分の信念理念に直接的な行動をしていくことが、一番の正解のはず。一回しか人生ないから。
なにをするにしても、そこに自分で意味や価値を語れるように生きているほうが充実すると思うし、何のために生きているのかということも明確に持ちやすいと思う。
そういう充実のことを「楽しい」と言いたい。