■震災
三月十一日、午後二時四十六分。東北・関東大震災が起きる。この日は日本が変わった日でもあります。一瞬にして、多くの人の運命を変えた日です。
■復興
未来予想というか、ある出来事があって、それによって自分が持っているデータベースと照らし合わせ、すぐさま未来がどうなるか、ある程度リアリティをもって、予想できる方はいると思います。特に何かの専門家など。今回の震災についても、地震の規模がわかった段階で、日本の未来がどうなるか予想し、力のある人は、すぐに復興について行動に移りました。
■震災直後は
震災直後は、脳内麻薬が活性化して、妙なテンションになります。このテンションのままだと、正確な判断がしにくくなったりします。これは、精神的なショックを防護する一種防御反応でもありますが、そのままのテンションを維持するのは危険です。落ち着いたときに反動が来るのです。ですから、(被災に遭ってない方は)なるべく日常を早く取り戻すことが先決です。それがこれから長くかかるであろう「復興」のために必要なことになります。
■これから長く続く
テンションが落ち着いてきて、やっと日本があの一瞬にどれだけダメージを食らったか、だんだんとわかってきました。様々なレベルで日本はダメージを食らっています。経済的にも、目に見えないところで、ダメージは広がっています。ダメージが表に出てきて、それを癒すためには、とても長く時間がかかるでしょう。
■それでも《日本》は負けない
地球から見れば地震は自然な現象なのかもしれません。それは明確には敵ではありません。地震そのものは、敵意をもっているわけではありません。それでも日本は負けません。政府が信用できない、という方もいますが、大きい意味での日本は、必ず鳳凰のように復興するでしょう。それを信じて、明日からもがんばりましょう。
