産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日から土用に入りました。
暖かな一日でした。
私は一週間前に痛めた肩の治療で
いつもの整骨院へ。
安心して任せられる先生がいますと
たいへん心強いです。
十月も下旬に入ってきました。
私は8~10月の三ヶ月間が空亡月ですので
もうすぐ抜けることになります。
「やれやれ」
という思いにもなるのが
例年今の時期です。
空亡の期間は出来るだけ慎重に
大きなアクションは起こさず
丁寧に過ごすことが求められます。
それに徹することで
難を引き寄せるのを回避するわけです。
私も8月9月は
体調が辛い日も多かったのですが
慎重に徹していましたので
無事にやり過ごすことができました。
そして10月に入り
涼しくなってきたことで
ウォーキングを再開したのですが
おかげで心地良さを味わい
体調も良くなってきました。
気分も高揚します。
その気の緩みが
少しあったのかもしれません。
それが今回の怪我につながりました。
数日前にテレビのニュースで見たのですが
スケートの競技で
ゴール寸前で勝利を確信した選手が
力を抜き両手の拳を突き上げました。
そのすきに後ろから来た選手に
百分の三秒かわされて
二位になってしまったわけです。
これによってその選手は
失ったものはあまりにも大きく
まさに天国から奈落の底へといえました。
過去にもこのようなことは
何度も目にしたことがあります。
勝利を確信しても
「最後の最後まで気を抜くな」
「ゴールまで全力を尽くせ」
それがわかっていても
まさか自分にそんなことが起ころうとは
夢にも思わない。
それが人間の
人間たる所以です。
今日からの土用の期間は
とくに判断力が鈍る時。
集中力も普段より落ちます。
充分に注意しながら過ごされてください。
八日の立冬を迎えるまでは
気を抜かないようにしましょう。