産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
秋分を迎えました。
東京は昨夜は大雨でしたが
今朝方もまだ雨が残ります。
玄関の扉を開けますとたいへん涼しく
半袖一枚では寒いほどです。
私は今日は
区内の神社に参拝してきました。
鳥居をくぐりますと
鳥たちがいっせいに鳴き始め
歓迎の合唱をしてくれているようでした。
朝8時過ぎの境内。
まだ雨が降っているからでしょうか
貸し切り状態です。
雨の日は浄化力も強く
以前にも何度か書きましたが
雨の日参拝は私は結構好きです。
雨のおかげで境内はより清まり
澄んだ神気が身を包みます。
徳に勤むる者は
これを求めずして
財おのずから生ず
西郷隆盛
まさに・・ ですね。
昨日から
毒出しと寝違えで痛かった
肩と首ですが
今朝はさらに痛みを増し
シャツの着替えも
自分ではできないありさまで
家内に手伝ってもらいました。
情けない・・
外を歩いていましても
ズキズキと響くほどでしたが
参拝を終えて帰り道の頃には
かなり楽になっていました。
参拝前を100だとすれば
参拝後は40～50くらいでしょうか。
帰宅してからの着替えも
自分でできるようになりました。
二拝二拍手一拝の拝のときに
痛みもかなり
祓っていただけたようです。
神社参拝では
お祈りのときに神さまより
祓いをいただけるわけですが
しっかりと祓っていただくには
拝を深くすることが重要です。
悪しきものや邪気
それらは背中に憑きますし
痛みを抱えているときなども
背中全面をしっかりと見せることで
充分な祓いを受けることが出来ます。
それには
拝のときには上半身を地面と平行にまで
90度曲げることが大切です。
拝のときに
頭をチョコンとだけ下げる人も
多いのですがそれでは不十分です。
参拝時にそういう人を
よくお見かけします。
それは作法としましても美しくないですし
眷属も顔をしかめます。
拝を深くする
柏手はしっかりと打つ
この二つを
まずは意識して参拝しましょう。
参拝も数よりも
質を高めていくことで
それは有意義な時間と成り得ます。
柏手も
ただ大きな音を出せばいい
というのではなく
品よく
しっかりとした音を出すのです。
難しいでしょうか・・
修練あるのみ。
それでは引き続き
良きお彼岸をお過ごしください。