産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
秋分の日を迎えました。
曇り空ですが
涼しい一日となっています。
今日9月23日は
私の心の師である
酒井 雄哉(さかいゆうさい)大阿闍(だいあじゃり)さま
の命日です。
阿闍さまが2013年の秋分の日に旅立たれて
丸9年が経ちました。
阿闍さまは天台宗の僧侶であり
比叡山延暦寺の千日回峰行を
二度満行された行者さま。
私が初めて阿闍さまにお会いしたときには
阿闍さまは80歳を過ぎておられたのですが
私の持っている数珠は
その時に阿闍さまにお加持をしていただいたもので
生涯の宝物となっています。
阿闍さまが法話でお話しされていた御言葉の中に
「無始無終」
というものがありました。
今朝はその御言葉を
思い出していました。
「むしむしゅう」
始まりもなければ
終わりもない
という意です。
人間
何かの目標を持って
それを達成したときに
「終わったー」
と思って安心したり
あぐらをかかないこと。
終わった時点で
「すでに新たな出発点に立っている」
という気持ちを忘れてはいけない。
人生はそれの繰り返しという
戒めの言葉ですね。
「無始無終」
今日はこの言葉を
皆さまにお届けしたいと思います。
良い週末をご先祖さまと共に
お過ごしください。
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