こちらは楽屋で打ち合わせする竹内アニキと石野桜子。
やけに桜子が大きく映ります。
本番前で気合が入りすぎて巨大になっているのかもしれませんね?
過去二十年間のベストセラーを見ながら、色々な意見を言い合います。
そして本番!!!
いきなり桜子が襲いかかります!!
これにはアニキもタジタジ!?
アニキ『トークライブなんやから座りなさい!』
アニキにビシっと言われ素直に着席する桜子。
……と言ったのもつかの間、すぐに立ち上がるふたり。
どうやらノッてくると立って話したくなるようです。
この日のアニキは序盤から快調に飛ばします!
今、話題の著書、百田尚樹さんの『殉愛』をテーマに話します。
真偽はさておき、売れるためには必要不可欠なのが美談なのだと熱く語ります!
美談に必要なのが悪役。
これがフィクションの世界だと何の問題もないのですが、ノンフィクションで美談となると支障が出てきます。
悪役ではないのに悪役とされてしまった人は、ダチョウ倶楽部のように
聞いてないよ~!!!
となるのです。
なぜ聞いてないよ状態になるのかというと取材してなかったり許可を取っていなかったりと、諸々の理由があるのです。
しかし!
しかし!
しかし!
どんなに訴えられようが騒動を起こそうが、それすらも本の宣伝になるのだとアニキ。
悪評だろうと何だろうと噂になれば読んでみたくなる。
これが人の心なのです。
最後にアニキの口から名言が飛び出しました!
プロレスとは美談である。
エンタメの基本が詰まっていると言われているプロレス。
格闘技(ノンフィクション)の、ていで売り出していたら、実はプロレス(フィクション)だったことが騒動の本質ではないでしょうか。
その昔、一大ムーブメントを巻き起こしたUWFという格闘プロレス団体がありました。
UWFは格闘技と多くの人たちに錯覚させることによって、ビジネスとして大成功したわけです。
『殉愛』騒動とUWFというのは、とても似ているなと個人的に思いました。
さてさて、本年度のUBまんはこれにて終了でございます。
また来年から少し形を変えて始まると思いますので、引き続きUBまんをよろしくお願い致します!!
写真・文 高田豪