先日、ウブドのお店が5周年を迎えました!

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数えてみるとウブド店からはこの5年間で約10000もの木のモノが海を渡っていきました。

この数字が多いのか少ないのかはわかりません。

海を渡った木のモノがその後各国の食卓でどのように使われているかとても気になるところですが・・

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改めて木のモノを彫り続けたスタッフのみんなに感謝です!

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また最近はできるだけいいモノをと端材の調達にも気を配っており、

チークの根に近い堅い木が多くなってきたのでなおさらです。

中には堅すぎてギブアップするスタッフもいるくらいで。。(^_^;)

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私たちがウブドに常駐していなくとも、

こうやって5周年を迎えられたということは、

やはり現地スタッフのコミンをはじめ、

1部スタッフの自立心や向上心からくる主体性を持った取り組みのおかげではないかと思います。

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また、れいこ部長のバリ語でのハートフルなコミュニケーションも

「信頼関係」を築く上では欠かせなかった要素のひとつ。






最初はウブドで販売するのに自信がなかったスタッフたちも、

「心がこもったホンモノを作ってるねんからぜったい大丈夫やで!」

と言い続けてきたかいもあり、

ウブドに癒しを求めて訪れる観光客のみなさまをはじめ、

美術館関係者、ホテルや有名レストランのトップシェフ、ヨッギーニさま達、

リムジンを店前に乗り付けるセレブさまにもご愛用いただき、

みなすっかりと自信をつけるまで成長しました!


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ただよい話ばかりではなく・・

年々上がる家賃、安価な機械モノ模倣店の多数出現、観光客が訪れる主要エリアの北上、

など運営する環境は年々変化しています。

さらに昨秋おこったアグン山の噴火以降、売り上げもかなりの減少。

それを言い訳にしてはいけないと思いますが、

自然現象による観光客への影響はやはり大きかったと思います。


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それらの複合的な理由により、

実は今回、現在ハノマン通りにあるお店をどうするか?

もう少し家賃の安い場所へ移転するか?など悩みました。

もしウブドにお店がなくなっても元のように日本でもっともっと伝えていけばとも考えました。



しかしながらコミンとれいこ部長と相談した結果、私たちはもう1年続けてみようという結論に達しました。

コミンはubdyに全てを注いでくれており、そのコミンが

「マコトサン、ワタシモウイチネンガンバリタイ」

と強く言ってくれたので、迷っていた自分もその言葉で決断ができ、続けることにしました!

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「Japan+Ubud」(ubdy's policy)

いま一度できることをやり、もう1度Reスタートする気持ちでやっていこうと思います。

ひとまず店内のペンキ塗りを終え、6年目がはじまりました!


ubdy店主 渡木 誠