2012 宮崎青島太平洋マラソン

週末は、宮崎で「青島太平洋マラソン」。
土曜日夜に宮崎入りし、先ずは地鶏のモモ焼きを「青空モモ焼き」（宮崎市永楽町75-2、0985298772）で堪能

そして、〆には「五味八珍」（宮崎市中央通2-2、0985207786）で釜揚げうどん。

食べ終わってホテルに戻ったら、12時過ぎてまんがな

「ホントにヤル気あんのかよ～」的な恒例の前夜祭が終わり、お休みなさ～い
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明けてマラソン当日朝の“使用前”集合写真です。

因みに、チームのように見えますが、会社も職場も全然違う人が毎年勝手にエントリーして同じホテルに前夜集まり、同じ店で騒いで飲んで、走って、終了後は宮崎牛食べて散って行くという“即席チーム”です。
今年は15人。
毎年メンバーも変わります。今年は、遠い所では北京から参加されてました。レース翌日は朝から仕事ということで、レース後焼肉食べてからソウル経由で北京まで深夜便で帰るそうです。。 マジですか？

なので、毎年前夜祭では自己紹介からスタート。目標は違いますが、目的が同じなので、直ぐに打ち解けます。

メンバーは、毎年変わりますが、私は17年前から出場していて、「監督」と呼ばれてます。ナゼって、簡単に言うと「完走請負人」だから。

目標タイムや体力が同じ位の人達をペアにして、励まし合いながら走らせ、私は最後尾でバンテリンやエアサロンパスや補給食等を持って走り、道中のカメラマンも兼ねます。もし、途中で誰かがペースが落ちてきたら、マッサージしたり、補給したり、走り方（歩き方）を指導しながら、牛追い状態で追い上げるのです。

たまに、4時間の人が「3時間30分位で走りたい」と言われると、ハーフ地点まで引っ張り、そこで私はお別れして、喫茶店等で休憩して最後尾を待つこともありますが。。。

因みに、ベストタイムは23年前に出した2時間46分
今は、3時間10～20分台が限界で、タイムは上がりません。

なので、視覚障がい者の伴走や「完走請負人」などをやってます。

以前のブログでも書きましたが、私は23年前に初めて出たフルトライアスロンで脱水症にかかり、ゴール手前5kmで目の前が真っ白になり、40℃の熱が出て、救急車から辞めるように言われながらも四つん這いで血まみれになりながら進んでいたところ、義足と脚の擦れる所が爪の間に爪楊枝を差し込んで剥がす位の激痛を味わいながらゴールを目指す義足の消防士さんに声を掛けてもらいながらゴールまで連れて行ってもらった経験があります。

「誰かとの約束は破ることはあるかも知れないけど、自分との約束は守れ。必ず帰ると約束したら、何があっても帰るんだ。」

と言われた声が今でも耳に残っています。
あれから何か出来ないかを考え、今は「自分との約束を守ろうとして頑張るけど、諦めかけてる」人に”寄り添うこと”が自分に出来ることであり、あの消防士さんへの恩返しかな～と思ってます。

さて、話はレースに戻り、今年はフルマラソン1万人参加です！ 東京マラソンや大阪マラソンみたいに近郊に大量の人が住んでるならまだしも、九州の地方都市で開かれるマラソンですから、宮崎市中は大騒ぎです。アンパンマンもバニーガールも股間ハクチョウも皆走ります‼

街中は道路を封鎖しているので走り易いことこの上ありません。

普通は最終ランナーなんてエイドステーションで貰えるのは水くらいですが、ここにはミカンもバナナも特産のマンゴーゼリーや日向夏なども振る舞われます

そして、何処まで行っても応援してくれるボランティアと市民が絶えません。

私設のエイドステーションも沢山出ます。歩道で屈伸してたら寄ってきて脚も揉んでくれました！

当日は晴れてはいたものの、6℃で北風が吹き荒ぶ中なのに、キャーキャーと黄色声が沿道を埋め尽くし、まるでオリンピックにでも出たかのような人集りに走ってる方が驚かされます‼

大体のマラソンなんてのは、交通の邪魔にならないように川沿いや山の中を走らされ、応援なんて一部しかおらず、エイドステーションでアクエリアス貰いながら暗く寒い思いでゴールぅ
さ、サッサと引き揚げて鍋でも食べて帰ろうか…的なのがフツーです。

私の23年間の中で、50回以上はフルマラソンに出ていますが、走ってる人が温かく明るくなれるレースは、ここ以外にありません‼
しかも、5000円程度の参加費。東京マラソンや大阪マラソンは街中を走れますが、マラソンとしては異常な高い料金です。しかも当選確率低‼ 外国人や観光も兼ねてなかなか走れない場所を走りたいという人にはピッタリだとは思いますが。。。

とはいえ、昨今のマラソンブーム。ホノルルマラソンと同日開催なので、まだ参加者が少ないですが、青島マラソンも人気があるため、募集後数日間で定員〆切です。
皆さん、これ以上は青島来ないでね…というのが私の本音です。

で、結果はどーなのよ？

モチロン、全員完走‼

私は、隣のチームで尾てい骨にヒビが入ったまま走ってた女性が20km地点で落ちてきたので拾って、「辞めたら？」と言ったのに聞かないから、バンテリン腰に塗ったり脚をマッサージしながら、そのまま引っ張って完走‼
余りの激痛と低体温症で、ゴールとともに気絶してらっしゃいました。
救護所に運んで、同じチームの人に引き継いだけど、あの人ダイジョウブだったかな…

いや～、しかしマラソン後の温泉&ビール&焼肉は、ホント止められません。
私は、最終便で東京まで帰りましたとさ。


⭐ワンポイントアドバイス：マラソンの当日夜、就寝前にアミノ酸の粉を飲んでください。切れて筋肉痛になった筋肉を寝ている間に繋ぎます‼ まだ翌日痛ければ就寝前に飲みます。回復速度が違いますよ。
私は、これでフルトライアスロン翌日も筋肉痛無しです‼


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