私がNIPT検査を受けたのは14週に入ってからでした。
不妊治療のクリニックを卒業して、やっとNIPTに目が向いたのが10週頃。
もっと早くに受けたかったのですが、地方住まいで近隣で行なっている施設が限られているのもあって、予約してから1ヶ月ほど先になってしまいNIPTまで待つのもかなり長かったです。
早期の胎児ドックにも行きたかったのですが近くに施設がなくて…
でも今振り返るとこの1ヶ月が1番幸せな時期だったと思います。
NIPT当日は夫と2人で病院へ行きました。(認可施設です)
カウンセリングとエコーがあり、先生が大盤振る舞い?でエコー写真を沢山印刷してくれて嬉しかったのを覚えています。
当日の内に採血を受けることになりました。
翌週結果を聞きにいきました。
正直いうと、緊張はしていましたが「まさか陽性ではないだろう」という気持ちでした。
先生が結果を言い始めるのと同時に出した紙に陽性の字が見えて頭がまっしろになりました。
何でなんだろう、信じられない、どうして?
羊水検査の予約をして何とか病院を後にしました。
全然眠れずにひたすらスマホで検索しては
「偽陽性でありますように」
「これが夢で朝起きたら嘘だったら」
これが現実だと受け入れるのに時間がかかりました。
お腹の膨らみを少し感じ始めた時期でした。
妊娠継続できている喜びと妊娠を自分達で中断する決断を同時に考えるのは頭と心がぐちゃぐちゃになる思いでした。
ストレスが赤ちゃんに影響してしまうのでは、元気にしなくてはと思ってもそうはいかず。
夫婦で事前に話し合いNIPTが陽性だった場合は、妊娠中断すると決めていました。
その決断で変わらないか、ということを羊水検査の結果が出るまでに改めて相談する必要もありました。